英語の助動詞の意味と使い方

レベル A2

英語の助動詞の意味と使い方

英語の助動詞は、動詞の前に置いて「できる」「してもよい」「しなければならない」などの意味を加えます。日本語の「です・ます」とは仕組みが違い、could や would は過去ではなく、今の丁寧なお願いにも使います。Would you like の後には名詞、または to と動詞の原形を続けて、飲み物を勧めたり行動に誘ったりできます。Shall I は自分が何かをする申し出、Shall we は一緒に何かをする提案に使います。

能力・許可・可能性・義務などを表す助動詞

助動詞に共通する語順と動詞の形

英語では「主語+助動詞+動詞の原形」の順に並べ、「I can come today.」のように、助動詞のすぐ後の動詞に to は付けません。主語が彼や彼女でも助動詞に三人称単数の s は付けず、「She'll be here tomorrow.」では be も原形のままです。日本語のように文末の形を変えるのではなく、疑問文では助動詞を主語の前に出し、否定文では助動詞の後に not を置くので、do や does は加えません。

会話では短縮形をよく使い、will not は won't、cannot は can't になります。may not と might not は、初めは短縮せずに使うとよいでしょう。この表の I'd は I would の短縮形ですが、別の文では I had を表すこともあります。

助動詞を主語の前に置く疑問文

modal subject base verb rest of the question?

助動詞の後に否定の語を置く形

subject modal + not or negative contraction base verb rest of the sentence.

会話でよく使う短縮形

省略しない形短縮形例文
cannotcan'tI can't come today.
could notcouldn'tMy grandmother couldn't read when she was young.
must notmustn'tYou mustn't park here.
should notshouldn'tYou shouldn't carry that heavy bag.
will notwon'tThey won't come tomorrow.
would notwouldn't
I willI'llI'll carry it for you.
I wouldI'dI'd like some water.
She willShe'llShe'll be here tomorrow.

今できることと、昔できたこと

今の能力や都合には can、過去のある時期にできたことには could を使います。「I could swim when I was six.」は、6歳のころに泳ぐ能力があったという意味です。「My grandmother couldn't read when she was young.」の couldn't は、当時できなかったことを表します。

日本語の「できた」は一度の成功にも使えますが、過去に一度だけ何かができたことは、通常 could ではなく was able to などで表します。また、could は丁寧なお願いや今後の可能性にも使うので、いつも過去の「できた」と訳せるわけではありません。

日常の許可と、改まった許可

「Can I go with you?」の can は能力ではなく、「一緒に行ってもいいですか」という許可を求める表現です。日常の会話では Can I をよく使います。「May I leave early today?」は、職場などの改まった場面で、丁寧に許可を求める言い方です。

「You may use this room.」も改まった許可で、係の人などが「この部屋を使ってよい」と伝える場面に合います。日本語では同じ「てもいい」でも、英語では場面に応じて can と may を使い分けます。

「かもしれない」と可能性を伝える

could、may、might は、確かではないことについて「かもしれない」と言うときに使います。「The shop could be closed today.」は今日の店の状態についての推測で、過去の話ではありません。「It may rain this afternoon.」はこれからの可能性、「He might be at home.」は今の可能性を表します。

日本語ではどれも「かもしれない」になりますが、英語でも意味が重なるため、確率の数字で覚える必要はありません。「She may not come tomorrow.」は「来ないかもしれない」であり、この文では「来てはいけない」という禁止ではありません。

しなければならないことと、その理由

must と have to は、どちらも「しなければならない」を表します。「I must call my mother today.」のように、must は話し手が強く必要だと考えることを伝えるのによく使います。ただし、「Everyone must show a ticket.」のように規則にも使うので、自分で決めた義務だけを表すわけではありません。

have to は、仕事や事情のために必要なことを述べるときによく使い、「She has to work on Sundays.」では主語に合わせて has に変わります。must と違って have to は疑問文で do や does を使い、「Do you have to work tomorrow?」となります。

「してはいけない」と「しなくてもよい」の違い

「You mustn't park here.」は「ここに駐車してはいけない」という禁止です。一方、「You don't have to come early.」は「早く来る必要はない」という意味で、早く来ることを禁じてはいません。

日本語の「しなければならない」をそのまま否定しようとすると混同しやすいので、mustn't は禁止、don't have to は必要がないこと、と分けて覚えましょう。

過去にしなければならなかったこと

過去の義務や必要は、must の形を変えるのではなく had to で表します。「We had to walk home yesterday.」は、昨日は事情があって歩いて帰る必要があった、という意味です。

日本語では「しなければならなかった」と文末を過去にしますが、英語では have を had に変え、その後の walk は原形のままにします。

したほうがよいこと、しないほうがよいこと

should は「したほうがよい」という助言で、must のように強い義務を伝える表現ではありません。「You should get some rest.」は、相手に少し休むことを勧めています。

否定の shouldn't は「しないほうがよい」で、「You shouldn't carry that heavy bag.」は重いかばんを持たないよう勧める言い方です。should をいつも強い「すべきだ」と訳すと、日常の気遣いや助言が必要以上に厳しく聞こえてしまいます。

相手に何かを丁寧にお願いする形

Could/Would you base verb rest of the request?

飲み物などを勧める形と、行動に誘う形

Would you like a noun or to-infinitive?

「私がしましょうか」と「一緒にしましょうか」

Shall I/we base verb rest of the proposal?

これからのことを伝える

will は、これから起こることについて述べるときに使います。「The train will arrive at six.」は電車が6時に着くと伝え、「She'll be here tomorrow.」は彼女が明日ここにいると伝えています。否定は will not、短縮すると won't で、「They won't come tomorrow.」は明日来ないという意味です。

日本語の「来ます」は今後のことにも使えますが、英語では動詞に「ます」に当たる語尾を付けるのではなく、will などで意味を表します。ただし、未来について話す文すべてに will が必要なわけではありません。

自分から申し出る、その場で決める

will は未来のことだけでなく、「自分がそうする」という意思も表します。「I'll help you.」や「I'll carry it for you.」は、その場で手伝いや荷物を持つことを申し出る言い方です。

「Yes, I'll have some water.」は、勧められて「では、お水をお願いします」とその場で選ぶ返事です。日本語では同じ「します」でも、英語の will にはこうした意思が含まれることがあります。

お願い・申し出・飲み物の勧めを使う会話

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