英語の動名詞と不定詞の使い分け

レベル B1

英語の動名詞と不定詞の使い分け

日本語では「〜すること」と言えても、英語では前の動詞や表現に合わせて、動名詞、不定詞、動詞の原形を使い分けます。enjoy と avoid の後は動名詞、want と decide の後は to 不定詞です。「人に〜してほしい」は want + 人 + to 不定詞ですが、許可を表す let や、強制・原因を表す make では、人などを表す目的語の後に to を付けず、動詞の原形を置き、代名詞は me や us などの目的格にします。前置詞の後に動詞を続けるときは動名詞にし、look forward to の to も前置詞なので、後ろは動名詞です。

後ろに続く動詞の形に注目する基本表現

「楽しむ」「避ける」の後は動名詞

enjoy or avoid activity in the -ing form.

「したい」「することに決める」の後は不定詞

want or decide to + base verb.

「人にしてほしい」は目的語の後に不定詞

want object to + base verb.

「させてあげる」「させる」は目的語の後に動詞の原形

let or make object base verb without to.

「〜せずに」「〜する代わりに」は前置詞の後に動名詞

without or instead of activity in the -ing form.

「楽しみにする」の前置詞の後にも動名詞

look forward to activity in the -ing form.

「するのをやめる」と「するために立ち止まる」

stop の後に動名詞を置くと、その動作をやめるという意味になります。「We stopped talking when the film started.」では、映画が始まったので話すのをやめています。

stop の後に「to + 動詞の原形」を続けると、何かをするために、それまでの移動や作業をいったん止めるという意味になります。「On the way home, we stopped to buy bread.」では、パンを買うために帰り道で立ち寄っています。この to は目的を表し、日本語の「買うのをやめた」とは意味が違います。

「したことを覚えている」と「忘れずにする」

remember の後に動名詞を置くと、すでにしたことを記憶しているという意味になります。「I remember locking the door before we left.」では、出かける前に鍵をかけた記憶があります。

remember の後に「to + 動詞の原形」を続けると、する必要があることを忘れずにするという意味になります。「Luckily, I remembered to lock the door before we left.」では、鍵をかけることを思い出し、実際にかけています。日本語の「覚えている」をそのまま当てはめず、済んだ出来事の記憶なのか、忘れずにする行動なのかで形を選びます。

「しようとする」と「方法としてしてみる」

try の後に「to + 動詞の原形」を続けると、ある動作をしようと努力するという意味になります。「I tried to open the window, but it was stuck.」では、窓を開けようとしましたが開きませんでした。ただし、この形だけで失敗したと決まるわけではありません。

try の後に動名詞を置くと、効果があるか確かめるために、その方法を実際に試すという意味になります。「The room was hot, so I tried opening the window.」では、暑さへの対処として窓を開けてみています。日本語ではどちらも「試す」と訳せるので、動作の実現を目指すのか、方法の効果を確かめるのかに注目しましょう。

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