フランス語の疑問詞と疑問文の作り方

レベル A1

フランス語の疑問詞と疑問文の作り方

フランス語の疑問文には、文の終わりを上げて言う、文の前に est-ce que をつける、動詞と主語を入れかえる(倒置)、の3つの作り方があります。ふだんの会話で一番よく使うのは1つ目で、3つ目は改まった、ていねいな響きになります。どの形でも意味は同じなので、まずは文末を上げる言い方から慣れていきましょう。例文には、親しい相手に使う tu と、ていねいな vous の両方が出てきます。

基本の疑問詞7つ — 何・なぜ・いつ・どこ・誰・どれ・どう

「何」は、文の先頭では que(Qu'est-ce que tu fais ?)、文の終わりでは quoi になります(Tu veux manger quoi ?)。quel は「どの・どんな」という意味で、後ろの名詞が男性か女性か、単数か複数かによって形が変わります。「何時?」も「何」の que ではなく quel を使い、heure(時間)が女性名詞なので Quelle heure est-il ? となります。名詞をつけずに「どれ?」とだけ聞くときは、lequel という別の言葉を使います。

文の終わりを上げる疑問文 — 会話で一番よく使う形

ふつうの文をそのまま言い、最後を上げれば疑問文になります:Tu as faim ?(お腹すいた?)。日本語の「お腹すいた?」と同じ感覚で、友だちや家族との会話で一番よく使う形です。疑問詞は文の先頭に置いても(Pourquoi tu es en retard ?)、文の終わりに置いても(Tu vas où ?)かまいません。ただし「何」だけは、que をそのまま先頭に置くことはできず、Qu'est-ce que tu fais ? のように est-ce que をつけるか、Tu veux manger quoi ? のように quoi を文の終わりに置きます。くだけた言い方なので、ていねいに話したいときは est-ce que や倒置を使いましょう。

…?

est-ce que をつける疑問文 — 語順はふつうの文のまま

文の前に est-ce que をつけると、語順を変えずに疑問文になります:Est-ce que vous avez un stylo ?(ペンをお持ちですか?)。疑問詞は est-ce que の前に置きます:Quand est-ce que le magasin ouvre ? 「何」を聞くときは que とつながって Qu'est-ce que になります:Qu'est-ce que tu fais ?(何してるの?)。母音で始まる言葉の前では、est-ce qu' と短くなります。tu にも vous にも使える、くだけすぎず硬すぎない言い方です。

…est-ce que…?

倒置の疑問文 — 動詞と主語を入れかえる、ていねいな言い方

主語が vous や il などの代名詞のとき、動詞を前に出し、ハイフン(-)でつないで疑問文にできます:Vous parlez anglais. → Parlez-vous anglais ? 疑問詞は先頭に置きます:Où habitez-vous ?(どちらにお住まいですか?)。改まった響きがあるので、vous で話す相手や書き言葉でよく使います。Quelle heure est-il ? の est-il も倒置ですが、これは決まった言い方で、ふだんの会話でもそのまま使います。

…-vous / -il…?

疑問詞の位置 — 文の先頭か、答えが入る場所か

フランス語では、疑問詞を文の先頭に出すのが基本です:Où habitez-vous ? くだけた会話では、日本語と同じように答えが入る場所(多くは文の終わり)に置くこともできます:Tu vas où ?(どこ行くの?)。このとき「何」は que ではなく quoi になります:Tu veux manger quoi ?

「誰が」「どのバスが」のように疑問詞が主語のときは、ふつうの文と同じ順番で言います:Qui veut du café ? / Quel bus va à la gare ?

会話 — tu で話す友だちどうしの映画の約束

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