フランス語の能動態・受動態と責任の伝え方

レベル B2

フランス語の能動態・受動態と責任の伝え方

フランス語では、変更した人を主語にする言い方と、変更されたものを主語にする受動態を使い分けられます。日本語のように主語を自由に省くのではなく、不特定の人を指す主語を置く方法もあります。話題を先に出す場合も、続く文の中でその話題を目的語の代名詞で受け直します。会話では、変更の理由を説明する段階から、誰が変更したのかを明らかにする段階へ進み、相手との関係に合う呼びかけ方を選びます。

行為者を示す前置詞と「今から〜までに」を表す期限の言い方

変更した人を主語にし、複合過去で伝える

Agent avoir au présent + participe passé de {changer|to-change} objet.

変更されたものを主語にする:複合過去の受動態

Objet être au présent + participe passé de changer par agent.

不特定の人を指す主語を使って変更を伝える

On forme de {changer|to-change} au passé composé objet.

話題を先に出し、目的語の代名詞で受け直す

Thème, agent forme de {changer|to-change} au passé composé objet.

受動態の作り方と、行為者を明示する効果

この課の「a été modifié」は複合過去の受動態で、受動態を作る助動詞 être を複合過去の「a été」にし、その後に本動詞の過去分詞を置いて、変更されたものを表す主語の性と数に合わせます。行為者を示す par を添えると誰が変更したかが明確になり、省くと変更の事実に焦点が移りますが、日本語の受身にも中立的な用法と迷惑を表す用法があるように、受身だから必ず迷惑を表すわけではなく、この課のフランス語の受動態もそれ自体で迷惑や被害を表すものではありません。語彙欄の二つの表現は、行為者を示すものと、今を起点に「〜までに」という期限を示すもので、使い分けが必要です。

不特定の人を指す主語 on は三人称単数形の動詞を取り、会話では「私たち」も表すため、行為者が不明なのか話し手側なのかは文脈で判断します。話題を先に出す例では、女性単数の heure を目的語の代名詞 l’ で受け直し、この直接目的語が助動詞 avoir より前にあるため、過去分詞も女性単数形の modifiée、changée になります。改まった会話では倒置疑問文や丁寧な相手の呼び方 vous を使い、親しい会話では平叙文と同じ語順の疑問文や親称の te を使いますが、nous に対する会話的な on、cela に対するくだけた ça も、二つの会話の調子の違いを示しています。

改まったやり取り:丁寧な相手の呼び方で理由と責任を伝える

親しいやり取り:会話の疑問文と親称で責任を伝える

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