英語でルールとアドバイスを伝える言い方(have to、must、should)
このレッスンでは、図書館に行く場面で、場所のルールを聞いたり、アドバイスをしたりする英語を学びます。「しないといけない」「してはいけない」「しなくてもいい」「したほうがいい」の四つを言い分けましょう。いちばん大切なのは、mustn't と don't have to の違いです。どちらも否定の形ですが、意味はまったく違います。
まず復習:質問と否定の do と can
まず、これまでに学んだ二つの表現を思い出しましょう。do(he と she には does、doesn't)は質問と否定を作ります。「Do you work on Sundays?」は「日曜日に働きますか」、「I don't work on Sundays.」は「日曜日は働きません」です。
can のあとには動詞の元の形が来て、to も語尾の -s もつけません。can't は、許されていないことを言うときにも使います。「You can't turn left here.」は「ここは左に曲がれません」という意味です。
Do you work on Sundays?
I don't work on Sundays.
You can't turn left here.
図書館で:ルールを聞く
初めて来た人が、図書館の人にルールを聞いています。まず全部聞いてみましょう。答えが「必要」「禁止」「しなくてもいい」「したほうがいい」の四つに分かれていることに注目してください。最後の busy は「人が多くて混んでいる」という意味です。
- A
Excuse me, do I have to pay here?
- B
No, you don't have to pay. It's free.
- A
Thank you. Do I have to show my library card?
- B
Yes, you have to show it at the door.
- A
And can I take this book home?
- B
No, sorry. You mustn't take that one home.
- A
Thanks. Should I come early tomorrow?
- B
Yes, you should. It's very busy after ten.
しないといけないこと:have to と must
have to は「〜しないといけない」という意味で、話すときにいちばんよく使います(「You have to show your library card.」は「図書館カードを見せないといけません」)。発音は「ハフタ」に近くなります。he と she のときは has to になり、質問と否定には do や does を使います。日本語では主語を言わないことが多いですが、英語では you や we などの主語が必要です。
must も意味はほぼ同じですが、「All visitors must show a library card.」のように、規則や掲示でよく見ます。must は形が変わらず、to もつけません。
subject have to / has to / must base verb.
You have to show your library card.
We have to wait at the door.
She has to work today.
Do you have to work on Sundays?
All visitors must show a library card.
「してはいけない」と「しなくてもいい」の違い
どちらも否定の形なので、まちがえやすいところです。mustn't は「〜してはいけない」で、禁止です。「You mustn't take this book home.」は、この本を持って帰ることができないという意味です。don't have to は「〜しなくてもいい」で、必要がないだけです。「You don't have to take this book home.」なら、持って帰るかどうかは自分で決められます。
mustn't の最初の t は発音せず、掲示では must not も使い、会話では can't もよく使います(アメリカではほとんど can't です)。
You mustn't take this book home.
You don't have to take this book home.
You can't take this book home.
She doesn't have to work on Saturdays.
You must not eat here.
アドバイスをするときの should
should は「〜したほうがいい」という意味で、ルールではありません。するかどうかは相手が決めます。「You have to come early.」は「早く来ないといけません」、「You should come early.」は「早く来たほうがいいですよ」です。
must と同じように形は変わらず、to もつけません。否定は shouldn't です。質問では should を主語の前に置き、do は使いません。「Should I come early tomorrow?」と聞けます。
subject should / shouldn't base verb.
You should come early.
You have to come early.
You shouldn't come after ten.
Thanks. Should I come early tomorrow?
やってみましょう:プールで
友だちに市民プールのルールを説明すると考えてください。下の文を見る前に、次の四つを英語で言ってみましょう:入る前にシャワーを浴びるのはルール、タオルは借りられるので持ってこなくてもいい、走るのは禁止、午前中はすいているので午前中に行くのがおすすめ。使う言葉:shower(シャワーを浴びる)、bring(持ってくる)、towel(タオル)、run(走る)。
そのあと、同じ順番で並んでいる下の文で確かめて、音声も聞きましょう。迷ったら、「自分で選べるかどうか」を考えてください。
You have to shower first.
You don't have to bring a towel.
You mustn't run there.
You should go in the morning.
まとめ:四つの意味、四つの形
話す前に、必要か、禁止か、しなくてもいいか、したほうがいいだけか、考えましょう。それぞれに英語の形があります。