英語で道を教える:まっすぐ、左、右、隣の言い方
このレッスンでは、道で助けを求める、場所をたずねる、短い道順を説明する、の三つを学びます。中心になる考え方はこうです。Excuse me, can you help? で頼み、Where is…? でたずねます。道順は you を言わずに動詞から始め(Go straight, Turn left)、then で二つの動きをつなぎ、next to で場所を示します。
もう知っていること
物がどこにあるかをたずねることは、もうできます。「Where's the book?」(本はどこですか。)、答えは「It's under the table.」(テーブルの下にあります。)です。ある場所に何があるかも言えます。「There's a box on the table.」(テーブルの上に箱があります。)です。知らない人に助けを求めることもできます。「Can you help me, please?」(すみません、手伝ってくれますか。)です。
このレッスンでは、これらの文をテーブルの上から道の上へ広げます。
Where's the book?
It's under the table.
There's a box on the table.
Can you help me, please?
新しい言葉:道順と二つの場所
straight ahead は「まっすぐ」です。道を教えるときは straight だけで言う人も多くいます。turn は「曲がる」、left は「左」、right は「右」です。then は「それから」、next to は「~の隣」です。pharmacy は「薬局」、bank は「銀行」です。station は「駅」、shop は「店」です。この二語もここでまた使います。
発音にも注意しましょう。straight と right の gh は発音しません。pharmacy の ph は f の音で、最初の音節を強く言います。right の r は、light(明かり)の l とは別の音です。
道で行き方をたずねる
薬局を探している人が、道で別の人に話しかけます。会話全体を聞いて、順番に注目しましょう。まず Excuse me(すみません)で声をかけ、助けを求め、それから場所をたずねています。自信がないときは、一語だけ確かめています。「Sorry, left?」(すみません、左ですか。)です。その語を質問の調子でくり返すのは、簡単な確かめ方です。
- A
Excuse me, can you help?
- B
Yes, I can.
- A
Where is the pharmacy?
- B
Go straight, then turn left.
- A
Sorry, left?
- B
Yes, left. It's next to the bank.
- A
Thank you.
- B
You're welcome.
助けを求め、場所をたずねる言い方
知らない人には、まず Excuse me と言います。「Excuse me, can you help?」(すみません、手伝ってくれますか。)です。Can you help? だけでも通じます。もう知っている長い文「Can you help me, please?」を使ってもかまいません。
それから場所をたずねます。「Where is the pharmacy?」(薬局はどこですか。)です。日本語の「どこ」は文の後ろのほうに来ますが、英語の Where は文の最初に来ます。Where's は Where is の短い形で、どちらも使えます。Excuse me のあとで、すぐに場所をたずねることもできます。「Excuse me, where is the station?」(すみません、駅はどこですか。)です。
Excuse me, can you help?
Can you help me, please?
Where is the pharmacy?
Where is the bank?
Where is the station?
Excuse me, where is the station?
道順を伝える:動詞から始める
道順を伝えるとき、英語はふつう you を言わず、動詞から始めます。「Go straight.」(まっすぐ行ってください。)、「Turn left.」(左に曲がってください。)、「Turn right.」(右に曲がってください。)です。動詞は基本の形のままです。日本語では動詞が文の最後に来ますが、ここでは最初に来ます。
友だちにも知らない人にも同じ形を使います。「~してください」にあたる語はありませんが、道をたずねた人に対して失礼には聞こえません。turn のあとには left や right をそのまま置きます。「左に」の「に」にあたる語はありません。
Go straight / Turn left / Turn right.
Go straight.
Turn left.
Turn right.
二つの動き:then
二つの動きがある道順では、一つ目を言い、then を入れて、二つ目を言います。「Go straight, then turn left.」(まっすぐ行って、それから左に曲がってください。)です。then は順番を表すので、順番を入れかえると別の道順になります。「Turn left, then go straight.」(左に曲がって、それからまっすぐ行ってください。)は、別の場所に着きます。どちらの動詞も基本の形で、you はつけません。
このレッスンでは、二つの動きで十分です。短い道順のほうが、わかりやすく、覚えやすいからです。
Go straight / Turn left / Turn right, then turn left / turn right / go straight.
Go straight, then turn left.
Go straight, then turn right.
Turn left, then go straight.
Turn right, then go straight.
目印で場所を示す:next to
道順の最後に目印を言うと親切です。「It's next to the bank.」(銀行の隣にあります。)です。日本語の「銀行の隣」とは語順が逆で、next to が先、場所があとです。next to は on や under と同じように It's のあとに置きます。二語で一組なので、It's next the bank とは言いません。場所の名前から始めることもできます。「The pharmacy is next to the bank.」(薬局は銀行の隣にあります。)です。
場所を紹介するときは There's を使います。「There's a bank next to the station.」(駅の隣に銀行があります。)です。すでに見たように、a は初めて出てくるものを紹介し、the はもうわかっているものを指します。
It's / The pharmacy is / There's a bank next to the bank / pharmacy / station / shop.
It's next to the bank.
It's next to the pharmacy.
It's next to the station.
The pharmacy is next to the bank.
There's a bank next to the station.
There's a pharmacy next to the shop.
看板の don't:見てわかれば十分
看板には、してはいけないことが書かれていることもあります。動詞の前に don't を置きます。「Don't park here.」(ここに車を止めないでください。)の park は「駐車する」です。看板では長い形の do not もよく使われます。「Do not enter.」(入らないでください。)の enter は「入る」です。このレッスンでは、意味がわかれば十分で、自分で言えなくてもかまいません。
Don't park here.
Do not enter.
やってみましょう
今、店にいると考えてください。銀行へ行くには、まっすぐ行って、それから右に曲がります。銀行は駅の隣にあります。下の文をかくして、二人分の役を言ってみましょう。助けを求め、銀行がどこかをたずね、二つの動きで道順を伝え、隣に何があるかを言います。そのあと確かめて、聞いて、くり返しましょう。
次に、薬局が左のほうにあると考えてください。薬局の場所をたずね、Turn left, then go straight. と答えます。相手の話が速いときは、Sorry, left? で確かめましょう。最後に Thank you(ありがとうございます)とお礼を言います。
Excuse me, can you help?
Where is the bank?
Go straight, then turn right.
It's next to the station.
Where is the pharmacy?
Turn left, then go straight.
Thank you.
まとめ:道をたずねる、道順を伝える
左は質問、右はその答えの例です。道順は you を言わずに動詞から始め、then で二つの動きをつなぎ、next to で場所を示します。