英語で人や物を言いかえる:me、him、it、mine、's
このレッスンでは、物を持ち主に返しながら、名前をくり返さずに、だれのものかを言う英語を学びます。中心になる考え方はこうです。人や物の名前を一度言ったら、英語ではふつう、同じ名前をくり返したり省いたりせず、短い言葉に置きかえます。動作を受ける人や物は me、him、her、it、us、them、だれのものかは mine、yours、または持ち主のあとの 's です。
まず復習
だれのものかを言うとき、名詞の前に my(私の)と your(あなたの)を使いました。「Your books are on the table.」は「あなたの本はテーブルの上にあります」です。複数の名詞にはふつう -s がつきます(book、books、key「鍵」、keys)。複数のとき、be は are になります。「Where are my keys?」は「私の鍵はどこ?」です。this(この)は、複数のときは these(これらの)になります(this key、these keys)。
相手が何かを持っているか聞くときは、have(持っている)を使います。「Do you have the book?」は「本を持っていますか」です。ていねいに頼むときは could you を使います。「Could you help me, please?」の me は、このレッスンで学ぶ言葉の一つです。
Your books are on the table.
Where are my keys?
Could you help me, please?
授業のあと、テーブルの上で
二人がテーブルの上で本と鍵を見つけて、持ち主をさがしています。会話全体を聞いて、一度言ったあとは book、keys、Leo、Ana をだれもくり返さないことに注目しましょう。give は「あげる、渡す」、tomorrow は「明日」、works with は「いっしょに働く」という意味です。
- A
Is this book yours?
- B
No, it's not mine. It's Leo's.
- A
Could you give it to him?
- B
I can give it to him tomorrow.
- A
And these keys? Are they yours?
- B
No, they're Ana's.
- A
Could you give them to her?
- B
Of course. She works with me.
動作を受ける人を表す言葉
日本語では「を」や「に」が役割を示しますが、英語では場所と形で示します。動作をする人は動詞の前、受ける人は動詞のあとに来て、言葉の形が変わります。I は me、he は him、she は her、we は us、they は them になります。「Leo helps me.」と「I help him.」をくらべましょう。話す人は動詞のあとでは me、前では I です。一度名前を言った Leo は him になります。you と it は形が変わりません。them は男性にも女性にも物にも使います。
with や to のような言葉のあとにも、同じ形を使います。「She works with me.」は「彼女は私といっしょに働いています」です。
her には注意しましょう。「I can help her.」の her は「彼女を」ですが、her book の her は「彼女の」です。
myself や herself も見かけます。「I wash myself every morning.」(wash は「洗う」)のように、自分自身に動作をするときの言葉です。今は見てわかれば十分です。
Subject verb me / him / her / us / them
Leo helps me.
I help him.
I can help her.
Leo can help us.
Could you help them?
Of course. She works with me.
I wash myself every morning.
一度言った物を言いかえる
このレッスンの it は、話している二人がどれのことかわかっている物を指します(the book、my book、this book)。複数の物は them になります(the keys、them)。
日本語では「持ってる?」「うん、持ってるよ」のように、物の名前を言わなくても話が通じます。英語では、「Yes, I have it.」のように、have のあとに it や them を言うのがふつうです。もう一つの正しい答えは短い「Yes, I do.」で、この場合は have も言いません。
同じ it は動詞の前にも使います(「It's on the table.」)。複数のときは二つの形があり、動詞の前は they、あとは them です。
give の文には、ふつう物と人が入ります。it や them のときは、物を先に言い、そのあとに to と人を続ける順番がよく使われます(「Could you give it to him?」)。to は、ここでは日本語の「に」にあたります。物の名前を言うときは、to をつけずに人を先に言うこともできます(「Could you give me the keys?」)。
Subject verb it / them
Do you have the book?
Yes, I have it.
It's on the table.
Do you have the keys?
No, I don't have them.
Could you give it to him?
Could you give them to her?
Could you give me the keys?
だれのものかを言う
日本語の「私の」は、「私の本」でも「私のです」でも同じ形です。英語では形が分かれます。名詞の前は my と your、名詞を言わないときは mine と yours です(my book、mine)。mine と yours は、物が一つでも複数でも変わりません(「Yes, it's mine.」「These keys are mine.」)。the もつけません。
持ち主を言うときは、人のあとに 's をつけて、そのあとに物を続けます(Ana's book、my sister's bag。sister は「姉、妹」)。これは「アナの本」の「の」と同じ順番です。物がもうわかっているときは、「アナのだよ」と同じように物の名前を言わなくてもかまいません(「No, they're Ana's.」)。このレッスンの持ち主は、いつも一人です。
it's と区別しましょう。it's の 's は is で(it is)、Ana's book の 's は持ち主を表します。
It's / They're mine / yours / Ana's
Is this yours?
Yes, it's mine.
These keys are mine.
It's Ana's book.
This is my sister's bag.
No, they're Ana's.
やってみましょう:持ち主に返す
テーブルの上にかばん(bag)と鍵があります。下の文を見る前に、次のことを英語で言ってみましょう:友だちに、このかばんはあなたのものかと聞く。友だちの答えとして、違う、アナのものだと言う。bag と Ana をくり返さずに、それを彼女に渡してほしいと頼む。鍵は自分のものだと言う。keys をくり返さずに、それを自分に渡してほしいと頼む。
そのあと、同じ順番で並んでいる下の文で確かめて、音声も聞きましょう。
Is this bag yours?
No, it's Ana's.
Could you give it to her?
These keys are mine.
Could you give them to me?
まとめ:する人と受ける人
一度言った人や物は、動詞のあとや to、with のような言葉のあとで、二列目の短い言葉に置きかえます。it は物一つ、them は複数の物や人です。だれのものかは、mine、yours、または持ち主のあとの 's で言います。全部を一度に覚えなくてもかまいません。一語ずつ置きかえていきましょう。