英語でていねいに頼む言い方と答え方:could と would

レベル A2

英語でていねいに頼む言い方と答え方:could と would

このレッスンでは、ホテルのフロントを例に、知らない人に手伝いやサービスを頼む言い方と、その答え方を学びます。中心になる考え方はこうです。Could you…? と Would you…? は相手に何かをしてもらうときに使い、動詞はもとの形のままです。I'd like… は自分のほしいものやしたいことを伝えます。相手と頼みごとの大きさで形を選び、Of course、または Sorry, I can't で答え、断るときは理由をそえることも多いです。

もう知っていること

知っている人には can で頼めます。「Can you help me?」(手伝ってくれる?)断るときは「Sorry, I can't.」(すみません、できません。)です。カウンターでは I'd like を使います。「I'd like a coffee, please.」(コーヒーを一杯お願いします。)

「Could you repeat that?」(もう一度言っていただけますか。)は決まった言い方として聞いたことがあります。have to は、しなければならないことを表します。「I have to work tomorrow.」(明日は仕事に行かなければなりません。)このレッスンでは、could をいろいろな頼みごとに使い、have to を理由を言うために使います。

ホテルのフロントで

宿泊客がフロントの人と話します。towel はタオル、wait は待つ、a minute は一分、少しの間、call a taxi はタクシーを呼ぶ、visitor は来訪者、お客様です。会話全体を聞いて、could と would を使った三つの頼みごとに注目しましょう。答え方にも注目してください。とても短い引き受け方と、最後の、理由をつけた断り方です。

相手に何かをしてもらうときの頼み方:could と would

Could か Would で始め、you を続け、動詞をもとの形で続けます。「Could you help me, please?」(手伝っていただけますか。)do も to も入れず、動詞の形も変えません。Could you to help、Do you could help、Could you helped はまちがいです。

どちらもていねいで、同じ文で使えることも多く、日本語の「〜てもらえますか」「〜ていただけますか」にあたります。Could は「できますか」、Would は「してくれる気持ちがありますか」とたずねる感じです。そのため、Would は相手が明らかにできることに合います。「Would you wait here, please?」(こちらでお待ちいただけますか。)could は can の過去形と同じ形ですが、頼みごとでは今やこれからの話で、過去の話ではありません。

Could / Would you help me / wait here / call a taxi, please?

ほしいものを言う:I'd like…

I'd like は質問ではなく、自分のほしいものやしたいことを伝える言い方で、日本語の「〜をお願いします」に近い表現です。ここでの 'd は would の短い形です。あとには、ほしいものが続きます。「I'd like a towel, please.」(タオルをお願いします。)または、to と動詞が続きます。「I'd like to pay, please.」(お会計をお願いします。)

この to に注意しましょう。I'd like のあとには入りますが、Could you や Would you のあとには入りません。「I'd like to pay.」と「Could you wait?」をくらべてみましょう。

I'd like a towel / a taxi / to pay, please.

どれを選ぶか:相手と頼みごとの大きさ

知っている人への小さな頼みごとなら、Can you…? でかまいません。失礼ではなく、少し直接的なだけです。知らない人、店員、大きな頼みごとには、Could you…? がいちばん安全です。Would you…? もていねいで、受付の人がお客様に何かを頼むときによく使います。

ほしいものを言うとき、友だちどうしなら I want でかまいませんが、店員などに言うと直接的すぎることが多いので、I'd like を使いましょう。英語には敬語のように動詞の語尾を変える仕組みはなく、you も相手によって変わりません。can と could、I want と I'd like のような言葉の選び方で距離を表します。

答える:はい、いいえ、別の時間

引き受けるときは、動詞をくり返す必要はありません。「Of course.」(もちろんです。)や「Yes, of course.」(はい、もちろんです。)と言います。「Sure.」(いいですよ。)はよりくだけた言い方です。「No problem.」(大丈夫です。)も使えます。Could you…? や Would you…? と聞かれても、ふつう Yes, I could や Yes, I would とは答えません。仮の話のように聞こえるからです。

断るときは couldn't ではなく can't を使います。Sorry, I can't だけでもかまいませんが、理由をそえるとやわらかくなります。have to が役に立ちます。「Sorry, I can't now. I have to help this visitor.」(すみません、今はできません。このお客様を手伝わないといけません。)交渉するなら別の時間を提案します。「Sorry, I can't now. I can help you at ten.」(すみません、今はできません。十時なら手伝えます。)頼んだ人はこう受け入れられます。「No problem. I can wait.」(大丈夫です。待てます。)

could と would のほかの使い方:聞いてわかれば十分

could と would には、ほかの意味もあります。このレッスンでは、聞いてわかれば十分です。「I could swim when I was six.」(6歳のときは、もう泳ぐことができた。)の could は過去の話で、swim は泳ぐです。「We could be late.」(遅れるかもしれないね。)の could は可能性を表し、late は遅れたという意味です。

すでに知っている「Would you like some water?」(お水はいかがですか。)は頼みごとではなく、すすめる言い方です。Yes, please か No, thank you で答えれば十分です。

やってみよう:五つの場面

下の文を読む前に、次の内容をこの順に英語で言ってみましょう。駅で、知らない人に紙を読んでもらいます(read は読む、this はこれ)。会社の人に、明日電話してもらうよう頼みます。図書館で、この本を家に持って帰りたいと言います(take は持っていく、home は家へ)。同僚の頼みを、理由をつけて断ります。会議(meeting)に行かないといけません。最後に、友だちに手伝いを頼みます。

そのあと音声を聞いて確かめましょう。はじめの二つの頼みごとは、could でも would でも正しい言い方です。

まとめ:頼む、答える

知っている人には can、知らない人やサービスには could か would、ほしいものを言うときは I'd like です。引き受けるなら Of course や Sure、断るなら Sorry, I can't で、できれば理由もそえます。

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