英語で根拠のある決定をする:比べる、主張する、交渉する

レベル B2

英語で根拠のある決定をする:比べる、主張する、交渉する

このレッスンでは、これまでに学んだことを組み合わせて、ある学校が空き部屋の使い道を決める場面を手伝います。ここで新しく覚えなければならない文法はありません。中心になるのは次のことです。根拠のある決定は、順番に行う四つの動きでできています。同じ点で選択肢を比べること、理由と限界を示して一つを主張すること、「はい」に条件をつけて反対意見に答えること、そして欠席した人に、だれが何に合意したか、それぞれの情報の出どころ、まだ決まっていないことを書いて伝えることです。

もう知っていること

下の文は、どれもこのレッスンでまた使う働きを持っています。as a result は原因と結果をつなぎます。I'll have finished… by は、期限の時点から結果を見る言い方です。reports は情報を伝え、claims は自分では確かめていない主張であることを示します。provided that は「はい」に条件をつけます。So we've agreed は、決まったことを声に出して確認する言い方です。What I mean is that… は、今言ったことを言い直す文です。This recommendation has one limitation は、結論がどこまで言えるかを示します。This is my own suggestion は、自分の考えを相手の言ったことと分けます。

決めるための四つの言葉

proposal は案、つまり選択肢として出された提案です。survey はアンケートなどの調査です。discuss は、ある話題について話し合うことで、前置詞をつけずに discuss the kitchen(調理室について話し合う)と言います。accept は受け入れることです。

二つの案

場面を読みましょう。学校の一階に空き部屋があります。reading room はここでは学校の読書室(図書館などでは閲覧室とも言います)、cooking lessons は料理の授業です。kitchen はここでは学校の調理室を指します。まだ何も実行されていないので、案の文には would が使われています。それぞれの情報の出どころに注目してください。費用と時期は会社から、家庭の数は調査から来ています。wouldn't be ready until December は「十二月までできあがらない」という意味です。

最初の話し合い:ダニエルの本音は?

リタ(a)とダニエル(b)はこの学校の先生です。二番目の文を聞いてください。“Well, the reading room is a nice idea, but…” 賛成のように聞こえますが、well(まあ)と、言いかけでやめた but(でも)から、ダニエルが納得していないことがわかります。リタは推測せず、“Sorry, do you mean that you prefer the kitchen?” と正確に尋ねます。ダニエルは What I mean is that…(つまり…ということです)と言い直します。そのあとで、話は費用と時期に進みます。water pipes は水道管です。

比べる:二つの案を同じ点で

うまく比べるには、同じ点を並べます。費用なら費用、時期なら時期です。whereas は二つの部分をつなぎ、「…のに対して」にあたります。どちらの案もまだ実現していないので、両方に would か wouldn't を使います。後半では、もうわかっている言葉を省くことができます。“…whereas the kitchen would cost fifteen thousand.”(調理室は一万五千です)

one option would a fact, whereas the other option would / wouldn't a fact on the same point.

違いを説明する:原因と期限

比べたら、理由も説明しましょう。due to は名詞の前に置きます。due to the new water pipes は「新しい水道管のために」です。as a result は新しい文の頭に置いて、結果を述べます。in order to は目的を表します。期限について話すとき、will have finished はその日までに終わっている結果を、will be working はその期間中に進んでいる作業を表します。ここでは「読書室を選べば」という条件が省かれているので、will を使っています。all summer は「夏の間ずっと」です。

選択を主張する:どれを、なぜ

次に、どの案がいいかを言い、同じ文で理由も述べます。in my view は自分の意見であることを示し、because が理由を導きます。二つの例は同じ形で違う案を主張しています。結論を分けるのは文の形ではなく理由です。

In my view, your choice is the better choice because your reason.

情報、限界、結論

主張は、情報とその出どころがあると強くなります。次に限界を述べます。“On the other hand, the survey doesn't tell us what the students want.”(他方では、調査からは生徒の希望はわかりません)限界を認めると、反対側も見ていることが伝わります。nevertheless で結論に戻ります。'd は would の短い形で、I'd still choose は「それでも私なら選ぶ」という意味です。What matters is that… は、自分がいちばん大切にする基準を示します。

ダニエルの反対意見

ダニエルはあきらめません。まず、五分のところ(five minutes away)に町の図書館があると言い、次に会社の主張を持ち出します。リタは相手の言い分を認めてから答え、証拠があるかを尋ねます。ダニエルは条件つきで受け入れ、リタも条件を加えます。the figures は会社の数字、by then は「それまでに」です。最後にダニエルがまとめ、リタはヘレンが欠席だったことを指摘します。“Have we?” は「本当にそうでしょうか」にあたります。after school は放課後です。

答える:認めてから加える

よい答えには二つの部分があります。まず相手の言ったことを認めます。I see what you mean は相手の見方を、That's true は事実を認める言い方です。but のあとに、結論を変える点を述べます。証拠の示されていない主張には、責めずに証拠を尋ねましょう。“Does it give any evidence for that claim?”(その主張の証拠を示していますか)

I see what you mean / That's true, but your answer.

条件をつけて受け入れる

交渉とは交換です。相手の案を受け入れ、その代わりに必要なことを言います。provided that と as long as のあとでは、未来の話でも動詞は現在形です。we discuss、it doesn't cost のように言います。日本語の「…なら」に近い働きです。

I can accept the other option, provided that / as long as your condition.

欠席した人へのメッセージ

ダニエルは、何も見ていないヘレンに書きます。ですから、これだけ読めばわかる文章にします。順番は、書く理由、比べたこと、合意したことと条件、出どころのある情報、まだ決まっていないこと、自分の意見、最後に期限と質問です。here's where we are は「今の状況はこうです」です。話し合いと同じ英語で書き、儀礼的な決まり文句は使いません。

公平なまとめ:だれが、どこから、どんな条件で

下の三つの文はまとめのように見えますが、事実をゆがめています。Everyone agreed は事実より多くを言っています。合意したのはリタとダニエルだけで、ヘレンはまだ答えていません。出どころがないと、会社の主張が事実のようになります。We've chosen は一月の条件を消しています。上のダニエルのメッセージと比べてください。彼はまだ調理室を希望していますが、合意を公平に伝え、自分の意見を分けて書いています。

専門用語:わかればいい、聞けばいい

部屋についての決定では、聞いてわかれば十分な専門用語が出てきます。ventilation は換気、fire door は防火扉、soundproofing は防音工事です。自分で使うために覚える必要はありません。話が止まったら What do you mean by…? と尋ね、やさしい言葉の説明を待ちましょう。

やってみましょう

読書室の案が進むとして、今度は二つの会社から一つを選びます。それぞれの文を聞く前に、英語で言ってみましょう。比べる、主張する、答える、条件をつけて受け入れる、欠席者に書く、の順です。そのあと、ワールドで場所を一つ開き、二つの変更を考えて、四つの動きを自分で行い、欠席した同僚への短いメッセージまで書いてみましょう。

まとめ:四つの動き、新しい文法はなし

同じ点で比べ、違いを説明し、理由と限界を示して主張し、反対意見に答え、条件をつけて受け入れます。最後に、欠席した人に、だれが合意したか、情報の出どころ、まだ決まっていないことを書いて伝えます。

動き英語の言い方
Compare and explain…, whereas … / … due to …
Defend your choiceIn my view, … is the better choice because …
Answer and negotiateI see what you mean, but … / I can accept …, provided that …
Write to someone who was awayRita and I have agreed … / The company claims … / We haven't agreed … yet.

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