英語のわかりやすいメール:短いメッセージを整った文章にする

レベル B1

英語のわかりやすいメール:短いメッセージを整った文章にする

このレッスンでは、短いメッセージを、相手が聞き返さなくてもわかるメールに書き直します。大事な考え方はこれです。読む人はその場にいませんでした。だから、段落ごとに役割を決め、つなぎの言葉で考えのつながりを示し、前の内容を指す言葉は、読む人がもう読んだものを指すように使います。

もう知っていること

あいさつ、問題、お願い、結びのある短いメールは、もう書けます。so は問題からお願いへつなぎます。“I can't come, so could you change my appointment, please?”(行けません。ですから、予約を変えていただけますか。)

however と although は対比を表します。“The rooms are small. However, they're quiet.”(部屋は狭いです。でも、静かです。) “Although the chair is old, it's comfortable.”(椅子は古いけど、座り心地がいいです。) 人が言ったことも伝えられます。“She told me she was late.”(遅れると私に言いました。) 解決をお願いすることもできます。“I'd like a refund, please.”(返金をお願いします。) このレッスンでは、これらを一つの文章の中で使います。

メールの言葉

paragraph(パラグラフ)は段落で、一つの内容についての文のかたまりです。attach(アタッチ)は、ここではメールにファイルや写真を添付することです。desk(デスク)は机で、このレッスンの例に出てきます。send(センド)は「送る」です。mean(ミーン)は「意味する」で、This means の形で使います。

短いメッセージ

トムは机を注文しましたが、壊れて届きました。まず、携帯電話でこの短いメッセージを打ちます。事情を知っている友だちなら、これでわかるかもしれません。しかし、お店には、どの机のことか、電話の人がだれなのかがわかりません。

省かれているものを見てください。Desk came には the も a もなく、Need it には I がありません。こうした短い英語は、急いで打つメッセージで見かけます。見てわかれば十分です。トムはこれを送らず、三つの段落のメールに書き直します。

第一段落:なぜ書くのか

このメールでは、段落ごとに役割があります。第一段落では、読む人がすぐに内容をつかめるように、最初に用件を言います。I'm writing about のあとで、何についての連絡かをはっきり書きます。“I'm writing about a desk which I ordered from your shop.”(そちらのお店で注文した机についてご連絡しています。) which は、どの机かを説明しています。トムがその店で注文した机です。

メールでは、段落の間に空の行を入れます。ここでは、段落ごとにレッスンの一つの部分に分けて見せています。

第二段落:何があったか

ここでは、起きた順に、日付を入れて書きます。金曜日の配達、同じ日の電話、火曜日という約束です。最後に、証拠としてレシートと写真のことを書きます。

トムは、店の男性が言ったことも伝えます。もとの文は We'll send a new one.(新しいものを送ります。)でした。伝えるときは、トムが今は店に向かって書いているので we が you になり、'll が 'd になります。“I called your shop that day, and a man told me that you'd send a new one.”(その日にお店に電話すると、新しいものを送ると男性に言われました。)

第三段落:何をしてほしいか

最後の段落では、相手にしてほしいことを書きます。トムは期限をつけてはっきりお願いし、もう一つの解決案も出します。“If you can't, I'd like a refund.”(難しい場合は、返金をお願いします。) そのあと、返事をお願いし、お礼を言って結びます。

日本語のメールのような長いあいさつや、むずかしい言葉は要りません。このようなメールなら、Hello、Could you…?、Thank you、Kind regards で十分です。

期限をつけてお願いする

まず、必要なものと期限を書きます。so のあとにお願いを続けます。by Saturday は「土曜日までに」という意味です。so のあとでも疑問文の形は変わらず、could you と動詞の原形を使います。

one は同じ言葉のくり返しをさけます。send one の one は a desk や a chair の代わりです。日本語では何も言わなくても通じますが、英語では one を入れます。

I need a desk / I need a chair by Saturday, so could you send one this week / reply today, please?

つなぎの言葉:考えのつながりを示す

つなぎの言葉は、次に何が来るかを読む人に知らせます。日本語の「〜が」や「〜ので」は文の後ろにつきますが、英語のつなぎの言葉は、つなぐ内容の前に置きます。ここでは、however(しかし)は新しい文の最初に置き、あとにコンマをつけて、予想外のことを伝えます。“However, when I opened the box, the desk was broken.”(しかし、箱を開けると、机が壊れていました。) although(〜けれども)は、対比する内容と同じ文の中で使います。“Although he said that it would arrive on Tuesday, it hasn't arrived.”(火曜日に届くと言われましたが、届いていません。) 英語では、although と but を一つの文でいっしょに使いません。

so(だから)のあとには結果、because(〜ので)のあとには理由が来ます。“I need a desk by Saturday, so could you send one this week, please?”(土曜日までに机が必要なので、今週中に送っていただけますか。) “I can't use the desk because it's broken.”(机が壊れているので、使えません。)

前の内容を指す言葉

it、they、this、that、one は同じ言葉のくり返しをさけますが、何を指すかが読む人にわからなければ役に立ちません。“When I opened the box, it was broken.”(箱を開けると、壊れていました。) 壊れていたのは箱でしょうか、机でしょうか。迷いそうなときは、トムのように the desk と名詞をくり返します。

they は二つ以上のものを指します(They show… では、レシートと写真)。this は前の文の内容全体をまとめることもできます(This means… では、机が壊れているという事実)。that day は前に出た日、つまり金曜日を指し、one は前に出た名詞の代わりになります。

短いメッセージからメールへ

メッセージの各部分をメールとくらべましょう。変えたことは四つです。I、the、a をもどして完全な文にすること(日本語では主語を言わないことが多いですが、ここでは I が必要です)、どの物か、だれか、何曜日かを書くこと、考えがつながるところにつなぎの言葉を入れること、Send one? を Could you…? のお願いに変えることです。

そのあと、段落に分けます。下書きを読んだ友だちは、こう言うかもしれません。“This paragraph is too long.”(この段落は長すぎるよ。) “Start a new paragraph here.”(ここで段落を変えて。)

その場にいなかった人への報告

解決をお願いするメールばかりではありません。起きたことを伝えるのが中心のときもあります。ここでは、エマが、学校の会議に来なかったトムに書いています。形は同じです。第一段落は You weren't… でなぜ書くのか、第二段落は First… から何があったか、第三段落は Are you free on Saturday? で聞きたいことを書きます。

First、Then、Finally は出来事の順番を示します。said、asked、told は先生が言ったことを伝えます。そのあと、エマは although と In my view を使って、自分がしたことと考えを書き足します。

やってみましょう

今度はあなたのメッセージです。注文した椅子が月曜日に壊れて届きました。土曜日までに必要で、無理なら返金してほしいと思っています。お店へのメールを三つの段落で書きましょう。なぜ書くのか、何があったか(写真も添付します)、何をしてほしいかの三つです。椅子なので、use it の代わりに sit on it(座る)を使います。書いたら文を聞いて、自分の文章とくらべましょう。

まとめ

読む人はその場にいませんでした。このレッスンのメールは、なぜ書くのか、何があったか、何をしてほしいかの三つの段落でできています。however、although、so、because などのつなぎの言葉は、考えのつながりを示します。it、they、this、one などは、何を指すかが読む人にわかるときだけ役に立ちます。迷ったら名詞をくり返しましょう。

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