英語で経験を話す:「したことがある」と「もうした」の言い方
このレッスンでは、ローマ旅行の準備をしている友だち二人が、これまでにしたことを話します。中心になるのは、have または has + been または done が、いつかを言わずに、今までの経験や終わった用事を伝えるということです。ever は経験があるかをたずね、never は経験がないことを言い、already は用事がもう終わっていることを言います。
もう知っていること
have は「持っている」の意味で知っています。“I have a book.”(本を持っています。)she のときは has になります。“She has a book.” do は質問で見ました。“Do you work at home?” 過去の話も、いつかを言って話せます。“I was at home yesterday.” ここからは have と has に別の役割があります。been や done の前に置くと、「持っている」の意味はありません。
I have a book.
She has a book.
Do you work at home?
I was at home yesterday.
新しい言葉
do は活動や用事を「する」という動詞で、質問を作る do とは別の働きです。homework は宿題で、複数形にはしません。shopping はここでは日々の買い物で、do the shopping で「買い物をする」です。yoga はヨガです。それぞれ音声で確かめましょう。ever と never は、日本語の一語にきれいには対応しません。ever のカードの「ことがある」、never のカードの「全然」は目安で、このレッスンの文では「〜したことがありますか」「一度も〜ありません」と考えます。
ローマ旅行の前に
友だち二人がローマへ旅行に行きます。会話全体を聞きましょう。“Have you?” は同じ質問を相手に返す言い方で、「あなたは?」に当たります。一人はローマに行ったことがあり、もう一人はイタリアに行ったことがありません。次にミアの話になります。“Yes, she has. She went last year.” は聞いて分かればよい文で、went は go の過去形、last year は「去年」です。最後に、旅行のための買い物が終わっていることを伝えます。
- A
Have you ever been to Rome?
- B
Yes, I have. Have you?
- A
No, I've never been to Italy.
- B
Has Mia been there?
- A
Yes, she has. She went last year.
- B
Have you done the shopping?
- A
I've already done the shopping.
have been to:その場所に行ったことがある
been は be の形の一つで、「ビン」に近い音です。have または has + been to と場所で、そこへ行って帰ってきたことがあると言えます。“I've been to Rome.”(ローマに行ったことがあります。)主語が I、you、we、they のときは have、he、she のときは has を使います。“We've been to Paris.”(私たちはパリに行ったことがあります。)“He has been to London.”(彼はロンドンに行ったことがあります。)話すときは have が 've に、has が 's になることがよくあります。“She's been to Japan.”(彼女は日本に行ったことがあります。)この 's は has です。“She's at home.”(彼女は家にいます。)の 's は is です。there(そこ)の前には to を置きません。“Has Mia been there?”(ミアはそこに行ったことがありますか。)
これらの文の have に「持っている」の意味はありません。“I have a book.” は持ち物の話ですが、“I've been to Rome.” の have は been といっしょに働くだけです。日本語では主語を省けますが、英語では I や she を言います。
I've / We've / She's / He has been to Rome / Paris / Japan / London
I've been to Rome.
We've been to Paris.
She's been to Japan.
He has been to London.
do と done:活動と用事
“I do my homework at home.”(家で宿題をします。)の do は「する」で、he や she のときは does になります。“She does the shopping.”(彼女が買い物をします。)“Do you do yoga?”(ヨガをしますか。)の最初の do は質問を作るだけで、二つ目の do が「する」です。「する」がいつも do になるわけではありません。このレッスンでは homework、the shopping、yoga に do を使います。have や has のあとでは、do は done になります。音は「ダン」に近く、最後に母音をつけません。“I've done my homework.”(宿題をしました。)“She has done the shopping.”(彼女は買い物をしました。)質問では have や has を人の前に出し、質問の do は使いません。“Have you done the shopping?”(買い物はしましたか。)
already は日本語の「もう」に近く、用事が終わっていることを言います。done の前に置きます。“I've already done the shopping.”(もう買い物をしました。)“She's already done the shopping.”(彼女はもう買い物をしました。)このレッスンでは、already は肯定の文だけで使います。
I've / She has / Have you / I've already / She's already done my homework / the shopping
I do my homework at home.
She does the shopping.
Do you do yoga?
I've done my homework.
She has done the shopping.
Have you done the shopping?
I've already done the shopping.
She's already done the shopping.
ever と never:今までに、あるかないか
ever は今までの人生全体についてたずねる言葉で、been や done の前に置きます。“Have you ever been to Rome?”(ローマに行ったことがありますか。)“Has she ever been to Japan?”(彼女は日本に行ったことがありますか。)“Have you ever done yoga?”(ヨガをしたことがありますか。)このレッスンでは、ever は質問だけで使います。日本語の「〜たことがありますか」に当たる意味を、have + ever + been / done で表します。
短い答えは have か has だけをくり返し、been は言いません。“Yes, I have.”(はい、あります。)“No, I haven't.”(いいえ、ありません。)“Yes, she has.” “No, she hasn't.” haven't は have + not、hasn't は has + not です。done の質問にも同じ形で答えられます。ただし、ここの日本語訳の「はい、あります」は日本語の答え方で、英語では文の主語に合わせて have か has を選びます。
never は「一度も〜ない」という意味で、同じ位置に置きます。“I've never been to Japan.”(日本に一度も行ったことがありません。)“I've never done yoga.”(一度もヨガをしたことがありません。)“She's never done yoga.”(彼女は一度もヨガをしたことがありません。)never だけで否定になるので、not はつけません。
Have you ever / Has she ever / I've never / She's never been to Rome / done yoga
Have you ever been to Rome?
Has she ever been to Japan?
Have you ever done yoga?
Yes, I have.
No, I haven't.
Yes, she has.
No, she hasn't.
I've never been to Japan.
I've never done yoga.
She's never done yoga.
「昨日」や「去年」と言うと、英語は過去形に戻る
ここは聞いて分かれば十分です。“I've been to Rome.”(ローマに行ったことがあります。)は「いつ」を言いません。大事なのは、今までにその経験があることです。“I went to Rome last year.”(去年ローマに行きました。)は「いつ」を言っていて、過去形の went を使います。日本語はどちらも「行った」を使いますが、英語は形が変わります。用事も同じです。“I've already done the shopping.”(もう買い物をしました。)では、今もう終わっていることが大事です。“I did the shopping yesterday.”(昨日買い物をしました。)は日を言っていて、did は do の過去形です。yesterday(昨日)や last year(去年)のように終わった時を言うときは、have や has を使いません。I've been to Rome yesterday は間違いです。
I've been to Rome.
I went to Rome last year.
I've already done the shopping.
I did the shopping yesterday.
やってみましょう
それぞれの文を聞いて、くり返しましょう。友だちに “Have you ever been to Rome?”(ローマに行ったことがありますか。)と聞いてみます。Rome の部分は、ほかの町や国の名前に変えられます。自分のことを “Yes, I have.”(はい、あります。)か “No, I haven't.”(いいえ、ありません。)で答えましょう。次に、自分がしたことがないことを “I've never done yoga.”(一度もヨガをしたことがありません。)のように言います。最後に、もう終わった用事を言います。“I've already done the shopping.”(もう買い物をしました。)の the shopping を my homework(私の宿題)に変えてみましょう。
Have you ever been to Rome?
Yes, I have.
No, I haven't.
I've never done yoga.
I've already done the shopping.
まとめ:経験と終わった用事の言い方
主語が I、you、we、they なら have、he、she なら has を使います。話すときは短くなって 've と 's になります。そのあとに、been to と場所、または done と用事や活動を続けます。ever、never、already は been や done の前に置きます。ever は質問で、never は not をつけずに、already は終わった用事について使います。短い答えは have か has だけをくり返します。“Yes, I have.” “No, she hasn't.” 「昨日」の yesterday や「去年」の last year を言うときは、英語では過去形を使います。