英語の推量表現:過去の出来事と確かさの伝え方

レベル B2

英語の推量表現:過去の出来事と確かさの伝え方

アンナの車が駐車場にありません。そこから「もう帰った」と考えることはできますが、車がないという観察だけで本人の不在まで確定するわけではありません。この課では、根拠から考えたことを英語で伝え、強い推測、可能性、まだ分からないことを区別します。

観察したことと、そこからの推測

観察と推測の違い、確かさを表す形

observation は直接見て確認したことで、この場面では「アンナの車がここにない」という観察結果を指します。inference は、観察したことを根拠に導いた推測であり、「車がないのでアンナもいない」と考えても、それ自体が確認済みの事実という意味ではありません。

「She must have left already.」の must have+過去分詞は「もう出たに違いない」という過去への強い推測で、義務の意味ではなく、日本語では動詞の過去形で表す部分を英語では have+過去分詞で示します。might have+過去分詞は、「今日はバスで来たのかもしれない」のように、過去に起きた可能性のあることを一つ挙げる形です。can't have+過去分詞は、「今日は運休だからバスで来たはずがない」のように、根拠から「そうしたはずがない」と判断する形で、単に能力がなかったという意味ではありません。seems to+動詞の原形は「〜のようだ」という見立てを表し、英語では主語の後に seems to be away と続け、この例では今の状態を述べています。

車がない理由を考え、確認につなげる会話

過去への強い推測:「〜したに違いない」

subject must have past participle

過去の可能性:「〜したかもしれない」

subject might have past participle

過去の可能性を否定する:「〜したはずがない」

subject can't have past participle

今の様子から判断する:「〜のようだ」

subject seems to infinitive

観察・推測・分からないことを分けて要約する

まず「Anna's car isn't in the car park.」で観察したことを述べ、次に推測を示す表現を選び、未確認の点は「We don't actually know whether she's here.」のように明示しましょう。must have は強い推測でも事実の証明にはならず、can't have も根拠に基づく判断なので、要約するときに確定した出来事として言い換えないことが大切です。

日本語で「〜かもしれない」と聞いた内容を「〜だ」と伝えると意味が変わるのと同じように、英語でも可能性として述べられた内容の不確かさを残します。「Anna may be away, but we haven't confirmed that.」なら、不在の可能性と、まだ確認できていないことの両方を伝えられます。「That's an observation, but it doesn't explain why she's absent.」は不在が別に確認されている場合の言い方で、車がないという観察だけでは本人の不在そのものも確定しません。

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