英語の買い物で量を伝える言い方:ある・ない、多い・少ない、足りる
このレッスンでは、店で必要なものを手に入れるための言い方を学びます。あるかどうかたずね、ほしい量を言い、それで足りると伝えます。中心になる考え方はこうです。数えられるものには many と a few、数えないものには much と a little を使います。some、any、enough はどちらにも使え、肯定文とすすめる文では some、疑問文と否定文では any を使います。
もう知っていること
量を言わずに頼む言い方はもう知っています。「I'd like some milk, please.」(牛乳をお願いします。)疑問文は do、否定は don't を使います。「Do you have a chair?」(椅子を持っていますか。)「I don't have a chair.」(椅子を持っていません。)複数あることも言えます。「There are two chairs here.」(ここに椅子が二脚あります。)くらべる言い方も学びました。「The red book is cheaper than the blue book.」(赤い本は青い本より安い。)
eggs(卵)と apples(りんご)は数えられますが、water(水)、milk(牛乳)、bread(パン)はふつう数えないことも思い出しましょう。
I'd like some milk, please.
Do you have a chair?
I don't have a chair.
There are two chairs here.
The red book is cheaper than the blue book.
小さな店で
お客さんが店に何があるかたずね、店の人が答えます。today は「今日」、「Six is enough」は「六個で十分です」という意味です。量の言い方に注目しましょう。疑問文と否定文には any、答えとすすめる文には some が出てきます。お客さんの a few と a little のあとには名詞がありません。
- A
Do you have any milk?
- B
Sorry, we don't have any milk today.
- A
Do you have any eggs?
- B
Yes, we have some eggs. How many would you like?
- A
A few, please. Six is enough.
- B
We don't have much bread today. Would you like some?
- A
Yes, a little, please.
- B
Here you are.
このレッスンの言葉
この六つは量を表す言葉です。any は日本語に訳さないことも多い言葉です。much と many はどちらも「たくさん」にあたりますが、否定文では「あまり〜ない」になります。a few と a little は「少し」、enough は「十分」です。
あるかどうかをたずねて答える:some と any
some はふつう肯定文で使います。「I have some eggs.」(卵がいくつかあります。)疑問文と否定文では any がいちばんよく使われます。「Do you have any eggs?」(卵はありますか。)「I don't have any eggs.」(卵はありません。)どちらも、数えられるものにも数えないものにも使えます。
日本語にはこれにあたる言葉がないことが多く、「卵はありますか」で足ります。英語でも「Do you have eggs?」とは言えますが、店では any を入れたほうが自然です。否定を表すのは don't で、any はそれといっしょに使われるだけです。
Do you have any eggs / milk / bread?
疑問文でも some を使うとき
疑問文がいつも any になるわけではありません。何かをすすめるときは、ふつう some を使います。「Would you like some water?」(お水はいかがですか。)会話の店の人も「Would you like some?」と言っています。「Do you have any milk?」は、あるかどうかを知りたいときの言い方です。くらべてみましょう。疑問文ではない頼み方には、すでに some を使っています。「I'd like some bread, please.」
Would you like some water?
We don't have much bread today. Would you like some?
I'd like some bread, please.
多いことを表す二つの言葉:many と much
日本語では「たくさん」ひとつで足りますが、英語では言葉が変わります。複数形には many、数えないものには much を使います。量をたずねるときも同じです。「How many eggs do you want?」(卵はいくつほしいですか。)「How much milk do you want?」(牛乳はどのくらいほしいですか。)How much だけなら、「How much is it?」のように値段をたずねる言い方として知っています。How much milk のように、much のすぐあとに名詞が続くと、量をたずねます。
否定文の many と much は「あまり〜ない」にあたります。「We don't have many eggs.」(卵はあまりありません。)many は肯定文でも使えます。「There are many apples here.」(ここにりんごがたくさんあります。)名詞の前の much は主に疑問文と否定文で使い、肯定文ではふつう a lot of と言います。今は聞いてわかれば十分です。「We have a lot of milk.」(牛乳がたくさんあります。)
information(情報)のように、日本語の感覚では数えそうでも英語では数えない名詞があります。much information と言い、-s はつけません。
We don't have many eggs / much milk.
How many eggs do you want?
How much milk do you want?
How many sandwiches do you want?
How much water do you want?
We don't have many eggs.
We don't have much milk.
We don't have many apples.
We don't have much water.
Do you have many eggs?
Do you have much milk?
There are many apples here.
We have a lot of milk.
少しあることを表す二つの言い方:a few と a little
a few は複数形と、a little は数えないものと使います。「We have a few eggs.」(卵が少しあります。)「We have a little milk.」(牛乳が少しあります。)どちらも量は少ないけれど、あることを表します。日本語はどちらも「少し」ですが、英語では名詞によって使い分けます。some は、あることだけを伝え、少ないかどうかは言いません。
何の話かわかっていれば、会話のように名詞を省けます。「A few, please.」「Yes, a little, please.」「I speak a little Japanese.」(日本語が少し話せます。)の a little を見たことがあるかもしれません。これはどのくらいできるかを表し、ここでは物の量を表します。a のない few と little には別の意味合いがあり、それはあとで学びます。このレッスンでは a をつけたまま使いましょう。
We have a few eggs / a little milk.
We have a few eggs.
We have a little milk.
We have a few apples.
We have a little bread.
I'd like a few apples, please.
I'd like a little milk, please.
足りることを伝える言葉:enough
enough は「十分な」という意味で、形は変わりません。「We have enough eggs.」(卵は十分あります。)「We have enough bread.」(パンは十分あります。)名詞といっしょに使うときは、名詞の前に置きます。否定文と疑問文でも同じです。「We don't have enough milk.」(牛乳が足りません。)「Do we have enough water?」(水は足りますか。)
文の終わりに置くこともできます。「A little is enough.」(少しで十分です。)
We have enough eggs / bread.
We have enough eggs.
We have enough bread.
We don't have enough milk.
Do we have enough water?
A little is enough.
どれを買うか選ぶ
友だち二人が店にいます。まず量をたしかめます。for lunch は「昼ごはんのために」という意味です。a few と enough は同じではないことに注意しましょう。「We have a few eggs, but not enough.」(卵は少しありますが、足りません。)次に、すでに学んだ bigger than と cheaper で二つの box(箱)をくらべます。「Let's take this box.」は「この箱にしましょう。」という意味です。
- A
Do we have enough eggs for lunch?
- B
We have a few eggs, but not enough.
- A
This box is bigger than that box.
- B
Yes, and it's cheaper. Let's take this box.
やってみましょう
卵、牛乳、りんごの買い物リストを思い浮かべてください。店で「Do you have any eggs?」(卵はありますか。)とたずね、卵のところを別の言葉に入れかえましょう。家に足りないものがあれば、「We don't have much milk.」(牛乳はあまりありません。)や「We have a few eggs, but not enough.」(卵は少しありますが、足りません。)と言います。
次に頼みましょう。「I'd like a few apples, please.」(りんごを少しお願いします。)「I'd like a little milk, please.」(牛乳を少しお願いします。)最後に、それで足りることを伝えます。「A little is enough.」(少しで十分です。)二つの箱から選ぶときは、bigger(より大きい)や cheaper(より安い)でくらべましょう。
Do you have any eggs?
Do you have any milk?
We don't have much milk.
We have a few eggs, but not enough.
I'd like a few apples, please.
I'd like a little milk, please.
A little is enough.
まとめ:数えるか、数えないか
上の四行で違いがわかります。左は many と a few、右は much と a little で、enough は変わりません。下の三行では、any は疑問文と否定文、some は肯定文で使い、左右で変わりません。すすめるときは、疑問文でも some を使います。