英語の which と whose:くわしく正確に説明する

レベル B1

英語の which と whose:くわしく正確に説明する

このレッスンでは、人や物をくわしく正確に説明する言い方と、名前を知らない物を説明する言い方を学びます。中心になる考え方は、説明を、それが指す名詞のすぐあとに置くことです。物には which、人には who を使い、持ち物、家族、仕事、部分のように、その人や物に関係するものを言うときは whose と名詞を使います。だれのことか、何のことかがもうわかっているときは、足す情報をコンマではさみます。

もう知っていることと、新しい二つの形

who と that を使った説明は、もうできます。「It's a thing that cuts paper.」(紙を切るものです。)、「The woman who gave it to me works here.」(それをくれた女性はここで働いています。)のように言います。whose は「だれの」とたずねる言葉です。「Whose book is this?」(これは誰の本ですか?)また、is made で見た made に of を続けると、材料を言えます。「This table is made of wood.」(このテーブルは木でできています。)

ここからは、これらを合わせて、一つの文でより多くのことを伝えます。だれのことか、何のことかがはっきり伝わるようにしましょう。

工具店で:言葉がわからないとき

ある人が工具店に入ります。tool は道具、bottle は瓶、neighbor は近所の人、keep は(ある場所に)置いておく、取っておく、kitchen は台所、bottle opener は栓抜きという意味です。was delivered は「届けられた」という意味です。

会話全体を聞きましょう。お客さんは bottle opener という言葉を知らないので、それが何をするものか、どんな物かを説明しています。whose、which、コンマではさんだ情報に注目しましょう。

物を説明する:which

物について言うとき、which は that と同じ働きをして、どの物か、どんな物かを説明します。日本語では説明が名詞の前に来ますが、英語では名詞のあとに来ます。「Where's the key which opens this door?」(このドアを開ける鍵はどこですか。)「I need a bag which isn't too heavy.」(重すぎないかばんが必要です。)コンマがなければ which と that の意味は同じで、会話では that のほうがよく使われます。人には which ではなく who を使います。the man which はまちがいです。

その物が動作をするときは、which のあとに「だれが」は入らず、動詞が来ます(which opens)。ほかの人が動作をするときは、which のあとに「だれが」、そのあとに動詞が来ます。「The bag which I bought yesterday is already broken.」(昨日買ったかばんは、もう壊れています。)「The book which you gave me is on the table.」(もらった本はテーブルの上にあります。)物をもう一度言ってはいけません。the bag which I bought it はまちがいです。bought は buy(買う)の過去形です。

the key / the bag which is on the table / I bought yesterday

持ち物、家族、仕事、部分を言う:whose と名詞

whose は二つの考えをつなぎ、his、her、its、their の代わりをします。The woman is here と Her car broke down の二つの文は、一つにできます。「The woman whose car broke down is here.」(車が故障した女性はここにいます。)この whose car は「その女性の車」という意味です。whose のあとには名詞が来て、a や the はつけません。人にも物にも使えます。家族のことにも、物の一部のことにも言えます。「I know the student whose sister lives next door.」(お姉さんが隣に住んでいる学生を知ってる。)「He's the teacher whose sister works with me.」(妹さんが私と一緒に働いている先生です。)「That's the car whose door doesn't close.」(あれがドアの閉まらない車です。)broke down は break down(故障する)の過去形です。

日本語の訳には、whose にあたる言葉がありません。「車が」のように、説明の文の中で言います。また、who's は whose と同じ音ですが、who is のことです。whose のあとには a のない名詞が続き、who's のあとには文の続きが来ます。

the man / the shop / the car whose door / window doesn't close / is broken

名前を知らないとき

言葉がわからないときは、まず machine(機械)、tool、person、a kind of…(〜の一種)のような広い意味の言葉を言います。そのあと which で何をするものかを説明するか、whose で仕事や部分を説明します。「It's a machine which makes coffee.」(コーヒーを作る機械です。)「It's a person whose job is to fix cars.」(車を直すのが仕事の人です。)「It's a car whose roof opens.」(屋根が開く車です。)fix は直す、job は仕事、roof は屋根という意味です。日本語の「〜する物」「〜が仕事の人」と同じように、全部の言葉を知らなくても、何をするものかを伝えられれば十分です。

a kind of のあとの名詞には、ふつうもう一つの a はつけません。「It's a kind of coffee which has milk in it.」(牛乳の入ったコーヒーの一種です。)made of で材料を言うこともできます。言葉を聞くときはこう言います。「What's the word for a tool which opens bottles?」(瓶を開ける道具は何と言いますか。)

It's a machine which makes coffee / tool which opens bottles / person whose job is to fix cars / kind of coffee which has milk in it

はっきり指す、コンマで情報を足す

説明は名詞のすぐあとに置きましょう。聞く人は、who や which をすぐ前の名詞と結びつけやすいからです。Ana called Mia のあとに She was at home と言うと、家にいたのがどちらなのかわかりません。「Ana called Mia, who was at home.」(アナは家にいたミアに電話しました。)なら、ミアのことだとわかります。それでもはっきりしないときは、名前をもう一度言いましょう。

だれのことか、何のことかがもうわかっているときは、足す情報をコンマではさみます。その部分がなくても文は成り立ちます。「My sister, who's a doctor, can help you.」(姉は医者なので、力になれます。)「The station, which opened last year, is already too small.」(あの駅は去年開業して、もう手狭になっています。)「My car, which I bought last month, has broken down again.」(車がまた故障したんだ。先月買ったばかりなのに。)「Leo, whose car broke down, is coming by bus.」(レオは車が故障したので、バスで来ます。)日本語にはこの形がないので、訳では文を分けたり、言い方を変えたりしています。

情報が文の最後に来るときは、Ana called Mia, who was at home. のようにコンマは一つです。コンマで足す情報の初めには who、which、whose を使い、that は使いません。

Leo, whose car broke down, / my sister, who's a doctor, / the station, which opened last year, rest of the sentence

聞いてわかれば十分な形

ここの文は、聞いてわかれば十分です。今は使えなくてもかまいません。「The students who finished early went home.」(早く終わった学生は帰りました。)と「The students, who finished early, went home.」(学生たちは全員早く終わって、帰りました。)をくらべましょう。一つ目で帰ったのは一部の学生、二つ目では全員です。英語ではコンマで意味が変わります。

説明が短くなることもあります。「The man sitting next to the door is my teacher.」(ドアの隣に座っている男の人は私の先生です。)は the man who is sitting のことで、「We bought a table made of wood.」(木でできたテーブルを買いました。)は a table which is made of wood のことです。「That's the city she lives in.」(そこが彼女の住んでいる街です。)では、つなぐ言葉がなくなり、前置詞が最後に残ります。かたい文章では the city in which she lives という形も見かけます。

やってみましょう:五つの場面

下の文を見る前に、次のことを順番に英語で言ってみましょう。「パン屋さん」という言葉を忘れました。パン(bread)を作るのが仕事の人だと説明します。「洗濯機」が言えません。服(clothes)を洗う機械だと説明します。ある女の人を指して、かばんが椅子の上にある人だと言います。スマホがとても高かったと言い、先週(last week)買ったことをコンマではさんで足します。最後に、アナが本をミアにあげて、ミアが家で読んだことを、読んだのがだれかはっきりわかるように言います。

そのあと音声を聞いて確かめましょう。

まとめ:説明は名詞のすぐあとに

説明は名詞のすぐあとに置きます。物には which、人には who、持ち物、家族、仕事、部分を言うときは whose と名詞を使います。だれのことか、何のことかがもうわかっているときは、情報をコンマではさみ、that は使いません。言葉がわからないときは、machine、tool、person、a kind of… から始めて、何をするものかを言いましょう。

名詞つなぐ言葉説明
a toolwhichopens bottles
the manwhoseshop is next door
my sister,whois a doctor,
the station,whichopened last year,

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