ブラジルポルトガル語の人称不定詞の使い方

レベル B1

ブラジルポルトガル語の人称不定詞の使い方

日本語では、動詞の形は主語の人称や数によって変わりませんが、ポルトガル語では、人称不定詞の語尾で動作をする人を示せます。この課では、特に「私たち」と「彼ら・彼女ら・あなたたち」に対応する形を練習し、語尾を付けない不定詞や接続法未来との違いも学びます。表の「あなた」に当たる代名詞は三人称の形を使い、「トゥ」に当たる形は地域によって使われ、ヴォスの形は主に文語で見られます。例文の「pra」は「para」のくだけた形で、会話ではよく使われますが、改まった文章では「para」を使います。

人称不定詞という形

主語ごとの人称不定詞の語尾

主語不定詞の基本形人称不定詞付ける語尾使い方の補足
sujeitoinfinitivoinfinitivo pessoalterminaçãouso
eufazerfazerzero—
vocêfazerfazerzerovocê: concordância de 3ª pessoa
elefazerfazerzero—
elafazerfazerzero—
nósfazerfazermos-mos—
vocêsfazerfazerem-emvocês: concordância de 3ª pessoa
elesfazerfazerem-em—
elasfazerfazerem-em—
tufazerfazeres-esuso regional restrito
vósfazerfazerdes-desuso literário
euterterzero—
vocêterterzerovocê: concordância de 3ª pessoa
eleterterzero—
elaterterzero—
nóstertermos-mos—
vocêsterterem-emvocês: concordância de 3ª pessoa
elesterterem-em—
elasterterem-em—
tuterteres-esuso regional restrito
vósterterdes-desuso literário
euchegarchegarzero—
vocêchegarchegarzerovocê: concordância de 3ª pessoa
elechegarchegarzero—
elachegarchegarzero—
nóschegarchegarmos-mos—
vocêschegarchegarem-emvocês: concordância de 3ª pessoa
eleschegarchegarem-em—
elaschegarchegarem-em—
tuchegarchegares-esuso regional restrito
vóschegarchegardes-desuso literário

主語を言わずに「私たちがするために」と伝える

para infinitivo pessoal com sujeito recuperável

主語を明示して「誰がするか」を伝える

antes de sujeito explícito infinitivo pessoal

主語が同じときの不定詞の選び方

主節と「〜するために」の部分で動作をする人が同じなら、通常は不定詞に人称の語尾を付けずに表せます。「A gente saiu cedo pra chegar antes do meio-dia.」では、出発した人と到着する人が同じなので、到着する動詞は基本形です。

ただし、同じ主語なら必ず基本形にする、という決まりではなく、前置詞の後では人称不定詞も使えます。「pra fazermos isso direito」では、主語を繰り返さずに語尾で「私たちがする」と示しています。日本語の「私たち」に当たっても、会話で使う「a gente」は文法上は三人称単数なので、その主語に合わせて複数の語尾を付けないようにしましょう。

助動詞と組み合わせるときは基本形

「できる」を表す動詞や、近い未来を表す「行く」に当たる動詞と一まとまりになる場合は、後ろの動詞を不定詞の基本形にします。「A gente pode fazer isso amanhã.」では、できることを表す後ろの動詞には人称の語尾を付けません。「Eles vão almoçar aqui.」でも、主語が複数だからといって、昼食を取る動詞に複数の語尾を付けることはありません。

日本語では主語に応じた活用がありませんが、この組み合わせでは、前の動詞が主語に合わせて変化し、後ろは基本形のままです。前置詞の後で独自の主語を持てる人称不定詞の構文と区別しましょう。

人称不定詞と接続法未来を見分ける

人称不定詞と接続法未来は、規則動詞では同じ形になることがありますが、使う場所と役割が異なります。前置詞の後で目的を表す場合は人称不定詞を使い、「pra eles fazerem os consertos」は「彼らが修理するために」という意味です。「pra eles terem alguma coisa pra comer」も人称不定詞を含み、「彼らが何か食べる物を持てるように」という目的を示し、最後の「pra comer」は「食べるための」という意味です。

一方、これから起こることについて「〜したら」「もし〜なら」と時や条件を表す場合は接続法未来を使い、「Quando eles fizerem os consertos」と「Se eles tiverem tempo amanhã」がその例です。「する」と「持つ・ある」の動詞では、人称不定詞は基本形に語尾を付けますが、接続法未来では語幹も変わります。未来の話だからという理由だけで形を選ばず、目的を導く前置詞の後なのか、未来の時や条件を導く接続詞の後なのかを見て選びましょう。

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