ブラジルポルトガル語の間接話法:発言・質問・依頼の伝え方

レベル B1

ブラジルポルトガル語の間接話法:発言・質問・依頼の伝え方

人の発言を伝えるときは、「言った」「質問した」「頼んだ」に当たる動詞を使い分けます。日本語と違い、主語に合わせた動詞の活用と、過去のどの時点の話かを示す形が大切です。会話でよく使う言い方と、相手に配慮した丁寧な言い方も一緒に学びましょう。

言う・伝える・質問する・頼むを表す語

「〜と言っていた」と発言を伝える

Falante disse que conteúdo, com ajustes de pessoa e de referência temporal quando necessário.

話を伝えた相手を示す

Falante contou para destinatário que conteúdo.

「どこに」と尋ねた内容を伝える

Falante perguntou palavra interrogativa conteúdo da pergunta, com os ajustes necessários.

「〜かどうか」と尋ねた内容を伝える

Falante perguntou se conteúdo da pergunta, com os ajustes necessários.

頼まれた行動と禁止の依頼を伝える

Falante pediu a quem para ação no infinitivo, com não antes do verbo em pedidos negativos.

人称・時制・時間の基準を合わせる

日本語のように主語を省くことはありますが、誰の発言かを確認し、伝える立場に合わせて代名詞と動詞の活用を選びます。過去の発言の時点で進行中だったことは「estava trabalhando」、その発言より前に済んでいたことは「tinha enviado」のように表し、日本語の「している」「した」をそのまま現在形や単純な過去形に置き換えないようにします。過去の時点から見た未来は「ligaria」で表せますが、今も続く事実を伝えるなら「ainda mora」のように現在形を使えます。

元の発言と伝える時点が違う場合は、「今日」を「その日」、「明日」を「翌日」、「今週」を「その週」に当たる表現へ変え、同じ日や週に伝える場合はそのまま使えることもあります。質問を伝えるときは、「どこ」などの疑問詞を残し、「〜かどうか」には「se」を使って、その後の人称や時制を整えます。依頼を伝えるときは、頼まれた人を示してから不定詞を使い、否定の依頼では「pediu pra gente não usar」のように、頼まれた人と「não」を不定詞の前に置きます。

動詞の使い分けと丁寧・くだけた言い方

発言の内容は「disse que」、話を知らせたことは「contou que」で伝えられ、質問には「perguntou」、依頼には「pediu」を使うので、日本語の「聞いた」が質問なのか伝聞なのかを先に確かめましょう。「pra gente」は「私たちに」などを表すくだけた会話の形で、改まった文章では「pra」を「para」と書き、主語の「a gente」は複数の人を指しても動詞は三人称単数にします。「Te ligo」のように目的語代名詞を文頭に置く形はブラジルの日常会話でよく使われますが、代名詞を動詞の前に置くこと自体がくだけた用法なのではなく、「A Sara me contou」は改まった文章でも使え、「ajudar ela」のように「ela」を直接目的語に使う形は会話では一般的ですが、改まった文章では通常「ajudá-la」を使います。

「você」は日常的な呼びかけで、相手への敬意や距離を示したいときは男性に「o senhor」、女性に「a senhora」を使えます。「O senhor poderia me ajudar」に見られる動詞の形は依頼を控えめにし、初対面の人や改まった場面に向きます。「Por favor, espere」は丁寧な案内に使えますが、この命令形だけで敬語になるわけではなく、間接的に依頼を伝える文では元の呼びかけや丁寧表現をそのまま残す必要はありません。

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