ブラジルのポルトガル語の礼儀表現と聞き返し

レベル A1

ブラジルのポルトガル語の礼儀表現と聞き返し

授業に来て、入り口にいる人の横を通りたい場面です。まず短くあいさつし、それから目的に合う礼儀表現を選びます。聞き取れなかったときに会話を続けるための、聞き返しの決まった言い方も覚えましょう。

あいさつから、目的に合う一言へ

Bom dia!は朝の「おはようございます」です。音声を聞いてまねし、まとまりごとに覚えましょう。Por favorは「お願いします」、obrigadoとobrigadaは「ありがとう」、de nadaはお礼への返事の「どういたしまして」です。Com licençaは人に声をかけたり通してもらったりするときの「すみません」、desculpaは小さな失敗を謝る「ごめんね」に当たります。

Obrigadoとobrigadaの語尾は、お礼を言われる相手ではなく、お礼を言う人に合わせます。Leoはobrigado、Anaはobrigadaと言い、助けてくれた相手が誰でもその選び方は変わりません。日本語の「ありがとう」と違い、ここでは話し手自身について男性形obrigado、女性形obrigadaを使い分けます。

教室の入り口で

AはAna、Bは入り口に立っているLeoです。まず二人があいさつし、それからAnaがcom licençaと言って通してもらいます。Leoは邪魔になっていることに気づいてdesculpaと謝り、横に寄ります。Anaはobrigadaとお礼を言い、Leoはde nadaと答えます。まず場面を思い浮かべながら聞き、その後でAnaとLeoのせりふを交代で言ってみましょう。

聞き取れなかったら

Pode repetir?は「もう一度言ってもらえますか」です。聞こえなかったり意味が取れなかったりしたら、質問全体を一つの決まった言い方として使いましょう。Pode repetir, por favor?は「お願いします」に当たるpor favorを加え、お願いをより丁寧にします。型の中で付け足す部分を示していますが、短い質問も使えます。日本語の訳と同様、このポルトガル語の例でも「あなた」に当たる主語は書かれていません。今は動詞の活用表を覚えず、質問を丸ごと身につけましょう。

Pode repetir, por favor?

Desculpaと、聞いてわかればよい形

Desculpa.は日常のくだけた謝り方で、「ごめんね」に当たります。少し改まったやりとりではDesculpe.も耳にしますが、ここでは語尾を暗記せず、聞いてわかれば十分です。この二つは謝る表現で、com licençaは動く前に通してもらうためにも使えます。たとえば横を通る前はcom licença、うっかりぶつかったらdesculpaと言えます。声の調子や状況にも左右されるので、この区別は最初の目安であり、あらゆる会話に当てはまる規則ではありません。

言い方を選んでから確かめる

入り口の場面を続けます。まずLeoにBom dia!とあいさつし、次の六つをポルトガル語で言ってから、同じ順番の例を確かめましょう。通してもらう、軽くぶつかってくだけた調子で謝る、丁寧に聞き返す、Leoとしてお礼を言う、Anaとしてお礼を言う、お礼に返事をする、の六つです。必要な表現はすべて前に出ています。

答えを確かめて声に出しましょう。通るときはcom licença、小さな失敗にはdesculpa、聞き返すときはpode repetir, por favor?です。お礼は言う人に合わせてobrigadoかobrigadaを選び、お礼への返事はde nadaです。

次のレッスン