ポルトガル語の人称不定詞:だれが何をするか

レベル B2

ポルトガル語の人称不定詞:だれが何をするか

仕事の内容が伝わっても、担当者があいまいだと引き継ぎはうまくいきません。作業チームの短い連絡を読み、自分でも引き継ぎを書きましょう。目的や順序を表す言葉のあとで、主語や人称不定詞の語尾を手がかりに、だれがその動作をするかを確かめます。

人と目的を確認する

Eu は「私」、eles は「彼ら」、nós は話し手を含む「私たち」、e は「と」なので、ここでは Rui e Leo「ルイとレオ」を eles で受けます。Rui e Leo fazem o trabalho は「ルイとレオが作業をする」で、fazem は「する」、o trabalho は「その作業、仕事」です。Para は目的を、antes de は動作の前後関係を示し、antes de sair は「出る前に」という意味です。ここで enviar は「送る」、fazer は「する」、fechar は「閉める」、sair は「場所の外へ出る」です。O roteiro は作業の「進行案」、a revisão は「見直し」、a porta は「ドア」で、o と a は何を指すか特定する冠詞です。

引き継ぎを一つの文章として読む

アナは離れた場所から企画をまとめ、私は進行案を見直し、ルイとレオは作業を担当しますが、最後の nós に含まれるのは私・ルイ・レオで、アナは含みません。三つの文を一つの連絡として読み、音声でも各動作の担当者を確かめましょう。Ana envia o roteiro para eu fazer a revisão は「私が見直しをするためにアナが進行案を送る」、Eu envio o roteiro para eles fazerem o trabalho は「彼らが作業をするために私が進行案を送る」です。Envia は「送る」、envio は「私が送る」、fechamos は「私たちが閉める」を表します。最後の文では同じ三人がドアを閉めて外へ出ており、sairmos の語尾から出る人を読み取れます。

目的の動作をする人を示す

Para eu fazer では eu が fazer の主語なので、送るのがアナでも、見直しを担当するのは私です。ここで動作をする「私」は eu を使い、目的語の形 mim に置きかえて para mim fazer とはしません。Para eles fazerem では彼らが作業をするため fazer に -em がつき、para nós fazermos では私たちに合わせて -mos がつきます。日本語では「私がするために」「彼らがするために」と言えますが、ポルトガル語ではこの不定詞にも主語があり、動詞の語尾で人や数を示せます。最初の文の fazem「彼らがする」と、para のあとの fazerem を比べると、後者は現在形ではなく、ここでの -em は時ではなく動作をする人を示しています。今回の対比を覚え、para のあとには必ず人称語尾が必要だとは考えないでください。

同じ人たちが閉めてから出る

Antes de sairmos は「私たちが出る前に」で、sair に -mos をつけ、sairmos にはアクセント記号を書きません。Nós fechamos a porta antes de sairmos では、閉める人と出る人は同じ集団です。Nós fechamos a porta antes de sair でも同じ意味を表せるので、主語が共通だから人称不定詞が禁止されるわけでも、必須になるわけでもありません。Rui e Leo fecham a porta antes de saírem では fecham が「彼らが閉める」、saírem がルイとレオの「出る」を表し、こちらは í にアクセント記号があります。これは形を選べる明確な例であり、あらゆる不定詞の使い方を説明する規則ではありません。

担当者を決めてから形を選ぶ

例を見る前に三つの内容を言いましょう:アナが進行案を送り、話し手である自分が見直す;別の案では、アナが送り、ルイとレオが作業をする;自分・ルイ・レオがドアを閉めてからいっしょに出る。Eles を使う前にルイとレオを紹介し、nós がだれを含むかを明確にしてください。目的には para eu fazer と para eles fazerem、最後には antes de sairmos を使います。下のモデルと比べ、もう一度音声を聞きましょう。各文について、送る人、para のあとの動作をする人、そして出る集団があればその人たちを確認してください。

図書館のチームへ応用する

今度は図書館の催しを準備し、ルイが離れた場所から企画をまとめ、自分が進行案を見直し、アナとレオが作業を担当するとします。三文の連絡を書きましょう:あなたが見直しをするために、ルイが進行案を送る;あなたがアナとレオの作業のために進行案を送る;あなた・アナ・レオがドアを閉めてから出る。必要な語と形は、すでに出てきた roteiro、revisão、trabalho、envio、envia、fazer、fazerem、fechamos、sairmos です。アナとレオを紹介してから eles で受け、この男女の組にも eles を使えることと、ここでは nós にルイが入らないことを確認してください。声に出して読んだら、最後だけを、アナとレオだけが閉めて出る内容に変え、fecham と saírem を使ってください。送る人や見直す人は変えずに、担当者の変更が必要な形に反映されているか確かめましょう。

動作と担当者を結びつける

Para eu fazer、para eles fazerem、para nós fazermos は、目的の動作をだれがするかを区別します。Antes de sairmos と antes de saírem は、外へ出る集団を示します。まず eu、eles、nós の指す人を確認し、次に形を選んで、動作同士の関係を確かめましょう。今回のように主語が共通の例では antes de sair も使えるので、学んだ対比を全面的な禁止の規則にしないことが大切です。

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