ポルトガル語で提案する・別の選択肢を伝える
二人の友達がカフェにいて、どこで勉強するかを相談しています。自分ならどうするかを伝え、相手に別の案を提案してから、目的に合わせて助言を変える練習をします。
動詞と二つの場所
Ir は「行く」、fazer は「活動や作業をする」、poder は「できる」です。ここでの ficar は「その場所から出ずに、そこにいる」という意味です。Vou は「私は行く」、faço は「私はする」、posso は「私はできる」で、iria・faria・poderia とは形が違います。Estudar は「勉強する」、beber は「飲む」です。
場面の言葉は a biblioteca「図書館」、a cafeteria「カフェという店」、a lição de casa「宿題」、café「飲み物のコーヒー」です。これらの名詞句の a は女性単数の定冠詞で、lição de casa は家以外で取り組む宿題にも使います。Eu は「私」、você は話しかけている相手一人を指し、主語がわかる文脈では eu を省くこともできます。
勉強する場所を相談する
会話を通して聞きましょう。A は勉強したい一方で、ここにコーヒーがあることも気に入っていて、B は図書館で勉強してからコーヒーを飲む案を出します。Quero estudar は「勉強したい」、vou … ou fico …? は「行こうか、それとも残ろうか」という問いで、ou は「または」、fico は「私はその場にいる」です。Aqui は「ここ」で今いるカフェを、lá は「そこ・あそこ」で、この会話では図書館を指します。
É は「〜である」、mais tranquila que は「〜より静かで落ち着いている」で、tranquila の語尾は女性名詞 biblioteca に合わせています。Mas は「でも」、e は「そして」で、E a lição de casa? は「では、宿題は?」という問いです。Aqui tem café は「ここにはコーヒーがある」で、この tem は誰かの所有ではなく存在を表します。À biblioteca の à は行き先を表す前置詞 a と定冠詞 a が合わさった形で、para estudar は「勉強するために」、depois は「その後で」です。
- A
Quero estudar. Vou à biblioteca ou fico aqui?
- B
A biblioteca é mais tranquila que a cafeteria.
- A
Mas aqui tem café.
- B
Eu iria à biblioteca para estudar.
- A
E a lição de casa?
- B
Eu faria a lição de casa lá.
- B
Você poderia beber café depois.
自分ならどうするか
Eu faria、eu iria、eu ficaria はこの場面では「私ならする・行く・ここにいる」という選択肢を示し、終わった出来事や確定した予定を述べているのではありません。日本語の「私なら〜する」に近い意味を、ここでは動詞の形で表します。Fazer は faria で far- という形になり、ir は iria、ficar は ficaria になります。
続く部分も合わせて練習しましょう:faria a lição de casa「私なら宿題をする」、iria à biblioteca「私なら図書館に行く」、ficaria aqui「私ならここにいる」です。伝統的な文法名は futuro do pretérito で、condicional とも呼ばれますが、活用表全体を覚える必要はありません。三つの例を聞いて繰り返し、条件文を作らずに、どの案を選ぶかを変えてみましょう。
Eu faria / iria / ficaria …
Eu faria a lição de casa lá.
Eu iria à biblioteca para estudar.
Eu ficaria aqui.
相手に別の案を出す
Você poderia beber café depois は「コーヒーは後で飲んだらどう?」と、選ぶ余地を残して提案する言い方です。Poder が poderia になり、後の動詞 beber は不定詞のままで、人に合わせた別の語尾を付けません。日本語では文末の「〜したらどう?」などでも提案を表しますが、このポルトガル語の文では poderia がその働きをします。
Posso「私はできる」と比べると、poderia は主語により「私ならできる」「あなたは〜するのも一案」などとなり、eu poderia と você poderia は同じ動詞形です。この例の主語は você なので、A に向けた提案です。実行が確定したという意味でも、唯一正しい選択だという意味でもありません。
Você poderia verbo no infinitivo …
Você poderia beber café depois.
ここに残るという意味
Eu ficaria aqui は「私ならほかへ行かず、ここにいる」という意味です。Ficar には別の使い方もありますが、ここでは「何かの状態になる」や「客として泊まる」ではありません。Porque は「なぜなら〜だから」で、Eu ficaria aqui porque tem café はコーヒーがあることを、ここにいる理由にしています。選択肢を提案していて、ここに残ると約束しているのではありません。
Eu ficaria aqui.
Eu ficaria aqui porque tem café.
会話の情報を使って助言する
会話を見直しましょう。図書館はカフェより落ち着いていて、ここにはコーヒーがあります。勉強したい友達に、Eu iria… と Você poderia… で始まる二つのつながった文で助言し、図書館の落ち着いた環境を理由にして、コーヒーは後にする案を出してください。理由を porque でつなぎ、すでに出た比較の言葉を使いましょう。
次は目的を変え、友達はただコーヒーを飲みたいとします。Eu ficaria… で自分の選択を変え、会話に出た理由を添えてください。下の例を読む前に試し、その後で理由が会話の情報に合っているか確認しましょう。値段や営業時間については何も述べられていません。
Eu ficaria aqui porque tem café.
選択肢と理由を伝える
Faria は自分なら何をするか、iria はどこに行くかを示し、ここでの ficaria はその場から出ずにいるという意味です。Poderia と不定詞で、Você poderia beber café depois のように、検討できる行動を提案します。もう一度聞いて理由を添えた短い助言を言い、確定した予定と区別しましょう。Se と別の動詞形を組み合わせた条件文を作らなくても、ここまでの表現で助言できます。
Eu faria a lição de casa lá.
Eu iria à biblioteca para estudar.
Você poderia beber café depois.
Eu ficaria aqui.