ポルトガル語で助けを頼み、送り先を伝える

レベル A2

ポルトガル語で助けを頼み、送り先を伝える

友達に助けを頼み、本を送る相談をします。話し手を指す短い代名詞と、聞き手や送り先を指す表現を使い分けましょう。持ち主と受け取る人も区別します。改まった文章で使われる別の形は、今回は読んで分かれば十分です。

本と頼み事

livroは「本」、o livroは「その本」です。oは、どの本かが分かるときに名詞の前につける冠詞です。ajudarは「手伝う・助ける」。enviarは「送る」で、会話や日常のメッセージではmandarもよく使います。ここでのmandarは「命令する」という意味ではありません。meは話し手の「私を・私に」、teは聞き手を指します。

助けを頼み、申し出る

Você pode me ajudar?は「手伝ってくれる?」。vocêは相手、podeは「できる」、ajudarは「手伝う」です。podeの後ではajudarを不定詞のまま使います。meで、手伝ってもらう人が話し手だと分かります。短い日常の頼み方Me ajuda?も「手伝ってくれる?」。疑問の調子で言う便利なまとまりとして覚えましょう。

Posso te ajudar.は「手伝えるよ」。possoは「私はできる」、teは手伝う相手、ajudarは「手伝う」です。このモデルではme、teがajuda、ajudarの前にあります。ただし、どんな文でもこの位置になるという規則ではありません。

me / te ajuda / ajudar

本を受け取る人

Te mando o livro.は「あなたにその本を送るよ」。mandoはmandarのeu「私」に対応する形です。申し出や相談では、この現在形でこれから送ることを伝えられます。vocêに対応する形はmandaです。Você manda o livro para ele?は「その本を彼に送ってくれる?」。

Mando o livro para você.は「その本をあなたに送るよ」。para vocêは「あなたに」、para eleは「彼に」で、送り先をはっきり示します。ブラジルの日常会話では、vocêと呼ぶ相手をteで指す組み合わせもよく使います。使い方には地域や人による違いがあり、改まった文章の一致の規則として一律に当てはめるものではありません。para vocêも明確な言い方です。paraを短くpraと言うこともあります。

mando o livro para você / ele

持ち主と送り先を分ける

O livro é dele.は「その本は彼のものです」。éは「です」、deleは「彼の・彼のもの」です。o livro dele「彼の本」では、持ち主を名詞の後に置きます。一方、para eleは送り先の「彼に」です。

Mando o livro dele para ele.は「彼の本を彼に送るよ」。deleは誰の本か、para eleは誰に送るかを示します。この例では同じ男性を指します。受け取る人が持ち主とは限りません。para eleだけでは、その本が彼のものかどうかは分かりません。

Mando o livro dele para ele.

本を送る相談

一人が、ある男性の本をその人に送り返すために助けを頼み、もう一人が引き受けます。四つの発言を聞いてください。まず助けを必要としている人、次に本を受け取る人を確認しましょう。最後の発言は持ち主と送り先の両方を示します。二人の役を交代して言ってみましょう。

改まった文章を読み取る

ここは理解だけで十分です。男性がすでに話題になっている文章を考えます。Eu lhe mando o livro.は「彼にその本を送ります」。euは「私」、lheは受け取る人を示します。文脈によっては女性や聞き手を指すこともあり、lhe自体は性別を区別しません。

Eu o ajudo.は「彼を手伝います」、Eu a ajudo.は「彼女を手伝います」。ajudoは「私は手伝う」です。ここでのoとaは手伝う相手を指す代名詞で、livroの前の冠詞oとは働きが違います。これらの形には別の用法もあります。今回は代名詞の位置の変化表を覚える必要はありません。自分で日常の頼み事や送り先を伝えるときは、すでに練習した形を使いましょう。

自分で送り先を変える

例を見る前に、友達に助けを頼み、その友達に本を送ると伝えてみましょう。次に、男性の持ち物の本を本人に返す場面で、持ち主と送り先を両方示してください。下の三つの文で確認します。Te mando o livro.の代わりにMando o livro para você.とも言えます。

meは助けが必要な話し手、te/para vocêは受け取る聞き手、deleは持ち主、para eleは送り先です。別の身近な物でも言ってみましょう。必要なら、まずその物のポルトガル語の名詞と冠詞を確認してください。

次のレッスン