ポルトガル語で今とは違う状況を想像する
受けたい講座があっても、時間や料金が問題になることがあります。このレッスンでは、状況が変わったら何ができるか、何をするかを、二つの自分に関係する条件で伝えます。
動詞と講座の言葉を確認する
ter は「持っている・ある」、ser は「〜である」、poder は「できる」、fazer は「する」、estudar は「勉強する」です。tenho は「私は持っている・私にはある」、é は「〜である」、poderia は「〜できるだろう」、faria は「〜するだろう」に当たります。後の二つは、ここでは確定した予定ではなく別の選択を考える形です。poderia fazer のように、poderia の後は動詞の不定詞になり、faria 自体に「するだろう」の意味があります。
um curso は「ある講座」、o curso は「話題になっているその講座」で、fazer um curso は「講座を受ける」です。caro は「高い」、barato は「安い」、em casa は「家で」、de manhã は「午前中に」です。curso は男性名詞なので、ここでは caro、barato も男性単数の形になります。
想像する前の実際の状況
二つの文を、一人の人が講座について考えている短い文章として読みます。今日は受講する時間がなく、その講座は高い、という二つの問題があります。hoje は「今日」、eu は「私」、não は tenho を否定し、tempo は「時間」、para fazer はここでは「受講するための」という目的を表します。音声を聞いて、受講が決まったわけではないことを確認しましょう。
Hoje eu não tenho tempo para fazer o curso.
O curso é caro.
もっと時間があるとしたら
Se eu tivesse mais tempo は「もっと時間があれば」です。se が条件を導き、mais tempo は「もっと多くの時間」を表します。ter の新しい形 tivesse は不規則な接続法過去の形で、ここでは今やこれからの別の状況を想像し、終わった過去の出来事を報告していません。ter にそのまま -sse を付けず、tivesse という形を覚えます。
poderia fazer o curso は「その講座を受けられるだろう」で、想像した条件の下で可能になることです。実際の não tenho tempo(時間がない)と、想像の se eu tivesse mais tempo を比べます。poderia の後の fazer は不定詞のままです。「過去」という文法名があっても、この例は過去の受講を振り返る文ではありません。
Se eu tivesse …, poderia …
Se eu tivesse mais tempo, poderia fazer o curso.
料金が安いとしたら
Se fosse barato は「安ければ」です。fosse は ser の不規則な接続法過去で、現在形の é とは異なります。fosse の省略された主語は、すでに話題になっている o curso で、後半に eu faria があるからといって eu が主語になるわけではありません。この単数の主語では、eu fosse も o curso fosse も同じ動詞の形です。
Eu faria o curso は「私はその講座を受けるだろう」で、その条件の下での自分の選択を伝えます。実際の caro(高い)と、想像の barato(安い)を対比しましょう。時間に続いて、料金という自分に関係する二つ目の条件です。ser → fosse と ter → tivesse を別々に覚え、不定詞に直接 -sse を付ける作り方だとは考えません。
Se fosse …, eu faria …
Se fosse barato, eu faria o curso.
可能性・願い・想像を区別する
比較のために確認すると、se eu tiver tempo は「時間があれば」で、これから実際に成立する可能性が開かれた条件です。一方、se eu tivesse mais tempo は、もっと時間がある別の状況を想像します。Espero que tenha tempo は「時間があるといいな」で、espero は「願う」、que は願う内容を導き、tenha は ter の接続法現在です。願う内容と「もし〜なら」という条件は役割が異なります。
ここで作るのは想像の文です。se と tivesse または fosse で条件を示し、poderia または faria で結果を続けます。この課題で便利な組み合わせであり、se や que がある全ての文に当てはまる規則ではありません。終わった過去の出来事を変えて考える文は扱いません。
Se eu tivesse mais tempo, poderia fazer o curso.
Se fosse barato, eu faria o curso.
二つの条件を自分の選択につなぐ
まず短い文章の人になって、時間が増えれば何ができるか、料金が安ければ何をするかを二文で続けて言います。Se eu tivesse mais tempo, poderia… と Se fosse barato, eu faria… を使い、結果がそれぞれの条件につながるか確認します。次に、この二つの形を保ちながら自分の生活に合う内容に変えましょう。
別の場面にも使います。時間の条件を残して、行動を estudar em casa(家で勉強する)に変えます。もう一つの案では、講座が de manhã(午前中)だと想像し、Se o curso fosse… と eu faria o curso を使います。これは想像の時間帯であり、元の文章には実際の時間割は書かれていません。下の二つの解答例を聞く前に、自分で言ってみましょう。
Se eu tivesse mais tempo, poderia estudar em casa.
Se o curso fosse de manhã, eu faria o curso.
条件と、その条件での結果
tivesse は ter、fosse は ser から来た形です。ここでは接続法過去を使い、今やこれからの別の状況を想像します。poderia fazer は可能になること、faria は自分ならすることを表します。文を見ずに、時間と料金の二つの条件を言い、それぞれの結果が対応する条件につながるか確かめましょう。
Se eu tivesse mais tempo, poderia fazer o curso.
Se fosse barato, eu faria o curso.