ポルトガル語で明確な依頼メールを書く
会議に使う報告書をメールで依頼します。相手に合う表現を選んだうえで、何が必要か、なぜ必要か、いつまでに必要かを明確にします。丁寧なメールでも、長くする必要はありません。一つのまとまったメールを読み、その型を学校の窓口への依頼にも使います。
知っている依頼を思い出す
Você pode me enviar o relatório até sexta-feira? は「金曜日までに報告書を送ってもらえますか」。Você pode は相手に可能かどうかを尋ね、me は「私に」、enviar は「送る」、relatório は「報告書」、sexta-feira は「金曜日」です。よく知っている同僚には、この直接的な質問も丁寧な依頼になります。直接的というだけで失礼とは限りません。
予定を相談する言い方や、依頼を和らげる poderia(〜していただけますか)、理由を説明する言い方を思い出しましょう。今回は条件法の活用表全体を覚えず、便利な形 gostaria を使います。
Você pode me enviar o relatório até sexta-feira?
依頼を具体的にする語
カードの代表語 pedir は「求める、頼む」です。Solicitar は、物などの提供を求めるときの、より改まった語です。カードの代表語は pedir のままですが、今回のメールでは solicitar を使います。Agradecer は「感謝する」で、ここで使う agradeço は「感謝します」です。
O relatório は「その報告書」、a reunião は「会議」、o documento は「その書類」、a ajuda は「助け」です。構成を考える三つの言葉は pedido(依頼:何が必要か)、motivo(理由:なぜか)、prazo(期限:いつまでか)。ここでの até は、完了の期限を示す「〜までに」です。その日より早くても構いません。Segunda-feira は月曜日、quinta-feira は木曜日、sexta-feira は金曜日です。
丁寧さと明確さを両立させる
Gostaria de solicitar o relatório até sexta-feira は「金曜日までに報告書をいただきたく、お願いいたします」。Gostaria は gostar の条件法の形ですが、ここでは「報告書が好き」という意味ではなく、現在の依頼を和らげます。Gostaria の後の de を保ち、その後に原形 solicitar を置きます。この型は、条件法全体を暗記せずに使えます。
日本語の依頼では事情を先に述べることもありますが、このメールでは依頼と期限を先に書き、次に理由を示します。知り合いの同僚には Você pode me enviar…?、より改まった依頼には Gostaria de solicitar… が使えます。敬語の一語一語を置き換えるより、相手との関係と内容を考えましょう。正確な時刻が重要なら、日付や時刻も加えます。「金曜日」だけでは何時かは決まりません。
Gostaria de solicitar o relatório / o documento até dia limite.
- 丁寧
Gostaria de solicitar o relatório até sexta-feira.
理由と感謝を添える
Preciso do relatório porque a reunião é na segunda-feira は「会議が月曜日なので、報告書が必要です」。Preciso は「必要です」、do は precisar de の de と o を合わせた形です。Porque は理由を導きます。Na は em と a を合わせた形で、na segunda-feira はここでは「月曜日に」。É は「〜です」です。依頼の期限は金曜日、会議は月曜日で、同じ日ではありません。
Agradeço は「感謝します」、Agradeço a ajuda は「お力添えに感謝します」です。原形は agradecer ですが、agradeço では o の前で c が ç になります。この例では、感謝の対象 a ajuda を前置詞なしで続けます。Obrigado / obrigada と違って、agradeço は書き手の性別では変わりません。結びの感謝であり、相手に承諾を義務付ける命令ではありません。
Preciso do relatório porque a reunião é na segunda-feira.
- 丁寧
Agradeço.
- 丁寧
Agradeço a ajuda.
まとまったメールを読む
アナが職場の別の部署に書いたメールを、通して読み、または聞いてください。Olá は中立的な挨拶で、最後の Ana は署名です。最初の文に依頼する物と期限、次の文に理由、その次に感謝があります。
同僚に要点を伝えてみましょう。「アナは、会議が月曜日なので、金曜日までに報告書を求めています」。二つの曜日を入れ替えないでください。このメールには、相手が承諾したとも、報告書がもう完成しているとも書かれていません。形式的な挨拶を長く重ねなくても、改まった依頼はできます。
- 丁寧
Olá, Gostaria de solicitar o relatório até sexta-feira. Preciso do relatório porque a reunião é na segunda-feira. Agradeço a ajuda. Ana.
こんにちは。 金曜日までに報告書をいただきたく、お願いいたします。 会議が月曜日なので、報告書が必要です。 お力添えに感謝します。 アナ。
書き言葉の返答を読み取る
ここは読んで理解するだけです。同じ報告書について相手が Posso encaminhá-lo por e-mail と返したら、「その報告書をメールで転送できます」という意味です。Encaminhar は受け取ったメールや書類を別の相手へ送ること、posso は「できます」。Encaminhá-lo の -lo は、前に出た男性名詞単数 relatório を指します。ここでは原形の語末 r が落ち、アクセントが付きます。整えた書き言葉で見られる形で、会話なら o relatório を繰り返しても明確です。Você pode encaminhar o documento? は「その書類を転送してもらえますか」。代名詞を付ける変形は、今は作れなくても構いません。
Estou à disposição は「必要なことがあれば対応します」という結びです。Estou は「私は〜です」、à disposição は対応する用意があることを表します。金曜日までの納品を約束する表現ではありません。自分のメールは Agradeço a ajuda で結べます。動詞の中に代名詞を入れる形や、役所の定型句を一通り覚えることは、この課の目標ではありません。
- 丁寧
Posso encaminhá-lo por e-mail.
Você pode encaminhar o documento?
- 丁寧
Estou à disposição.
学校の窓口へ書いてみる
今度は、担当者と面識のない学校の窓口へ書きます。金曜日の会議のため、木曜日までに書類が必要です。中立的な挨拶で始め、改まった依頼の型を選び、感謝と名前で結んでください。使う語 documento、quinta-feira、reunião、sexta-feira、ajuda は既に確認しました。まず自分で書いてから、モデルを読んだり聞いたりします。
モデルでは、書類の期限は木曜日、会議は金曜日です。承諾済みとは書いてありません。次に、その内容を別の人へ自分の言葉で伝え、約束を付け足さないようにしましょう。何を、なぜ、いつまでに求めるかが読み手に伝わり、相手に合う丁寧さになっているかを確認します。
- 丁寧
Olá, Gostaria de solicitar o documento até quinta-feira. Preciso do documento porque a reunião é na sexta-feira. Agradeço a ajuda. Ana.
こんにちは。 木曜日までに書類をいただきたく、お願いいたします。 会議が金曜日なので、書類が必要です。 お力添えに感謝します。 アナ。