フランス語で仕事と勉強について話す

レベル B1

フランス語で仕事と勉強について話す

このレッスンでは、仕事や勉強の経験と、これからの予定をフランス語で話します。中心となる考え方はこうです。*j'ai appris à* は技能を身につけた過程を、*je sais* は今その技能があることを、*j'ai réussi à* は苦労して出した結果を伝え、*je peux* はその場で可能なことに使います。最後に、具体的な成果を三つ入れた短い自己紹介を作ります。

経験を時間の中に置く

経験を話すには、いつのことかを言う必要があります。そのための目印を確認しましょう。*depuis* を現在形と使うと、今も続いていることを表します。« Je travaille à la réception d'un hôtel depuis deux ans. » は「二年前から今も働いている」という意味で、日本語の「働いています」に近い形です。ここでの *pendant* は終わった期間の長さ、*il y a* は「〜前」を表し、どちらも複合過去 (passé composé) と使っています。これからのことは、*je travaillerai* のような未来形か、*je vais* + 不定詞で言います。

経験を話すための言葉

このレッスンで使う動詞は *apprendre*(学ぶ)、*savoir*(知っている、やり方がわかる)、*réussir*(成功する、うまくやり遂げる)です。*pouvoir*(できる)は *savoir* と比べる動詞です。*une formation* は研修や講座、*accueillir* は来た人を迎えることで、たとえばお客様を迎えるときに使います。

仕事の面接

イネス (Inès) が採用担当者と話しています。二人は *vous* を使う丁寧な話し方で、「丁寧」の印があるのは *vous* や *votre* を含むせりふです。採用担当者の質問は聞いてわかれば十分で、自分で言えなくてもかまいません。イネスの答え方に注目しましょう。過去は *j'ai appris à* と *j'ai réussi à*、現在は *je sais*、予定は *je vais* です。« je sais l'utiliser » の *l'* は「そのソフト」を指し、不定詞の前に置かれています。

身につけたことを話す

どのように技能を身につけたかを話すときは、*j'ai appris à* + 不定詞を使います。« J'ai appris à utiliser ce logiciel en une semaine. » は「このソフトの使い方を一週間で覚えました」という意味です。話す相手や主語が変わると、助動詞の形も変わります。たとえば「君は」なら *tu as appris à*、「あなたは」なら *vous avez appris à* です。「英語」のような直接目的語が動詞のすぐ後ろに来るときは、この *à* は入りません。« J'ai appris l'anglais à l'école. » に見える *à* は、「学校で」を表す *à l'école* の一部です。

J'ai appris à infinitif.

できることを言う: je sais + 不定詞

今持っている技能を話すときは、*savoir* + 不定詞を使います。動詞と不定詞の間に *à* は入りません。« Aujourd'hui, je sais accueillir un client en anglais. » は「今は英語でお客様を迎えることができます」という意味です。主語によって形が変わり、*je sais, tu sais, elle sait, vous savez* となります。否定を作るときは、活用した動詞を前後から挟みます。« Je ne sais pas encore faire une présentation en anglais. » は「英語でのプレゼンはまだできません」です。後ろに不定詞がないと、*savoir* は情報を知っていることを表します。*Je ne sais pas* は「知りません、わかりません」です。

Je sais infinitif.

やり遂げたことを話す

*réussir à* + 不定詞は、努力が必要なことをやり遂げたと伝えます。日本語の「〜することができた」に近い表現です。« Nous avons réussi à finir le projet avant la fin du mois. » は「月末までにプロジェクトを終えることができました」です。否定にすると、やってみたけれど最後までできなかったという意味になります。« Je n'ai pas réussi à résoudre ce problème. » *mon examen* のような直接目的語の前には *à* は入りません。« J'ai réussi mon examen de français. » は「フランス語の試験に合格しました」です。

J'ai réussi à infinitif.

savoir と pouvoir: 技能があるか、その場でできるか

日本語の「できる」は、身につけた技能にも、その場で可能なことにも使います。フランス語ではふつう二つを分けます。*savoir* + 不定詞は学んで身につけた技能を、*pouvoir* + 不定詞は時間、体調、力、許可などの条件から、その場で可能なことを表します。ですから、一つの文に両方が入ります。« Je sais conduire, mais ce soir, je ne peux pas : j'ai mal à la tête. » は「運転はできますが、今夜は頭が痛いので無理です」という意味です。 「泳げません」も二通りです。« Je ne sais pas nager. » は泳ぎ方を習っていないという意味で、« Je ne peux pas nager aujourd'hui : j'ai mal au dos. » は泳げるけれど今日は無理という意味です。

*pouvoir* は、「この部屋を使ってもいいですよ」という許可(« Vous pouvez utiliser ce bureau. »)や、習って身につけるものではない力にも使います。« Je peux porter ce carton : il n'est pas lourd. » は「この箱は重くないので、運べます」という意味です。話せる言語については、*je parle* と言うのがふつうです。« Je parle anglais et un peu japonais. » は「英語と少し日本語を話します」です。

やってみましょう: 三つの成果と予定

勉強しながら働いているカリム (Karim) が、具体的な成果を三つ紹介しています。学んだ技能、今持っている技能、苦労して出した結果です。そのあとで予定を言います。*J'ai appris à…*、*Aujourd'hui, je sais…*、*J'ai réussi à…*、*L'année prochaine, je…* の続きを、自分のことに置き換えてみましょう。講座やお客様、日付など、実際にあったことを選ぶと具体的になります。

J'ai appris à compétence. Aujourd'hui, je sais action. J'ai réussi à résultat. L'année prochaine, je projet.

まとめ

*j'ai appris à* + 不定詞は技能を身につけた過程を伝えます。*je sais* + 不定詞は *à* を入れず、今できることを伝え、*j'ai réussi à* + 不定詞は苦労して出した結果を伝えます。*je peux* はその場で可能なことに使います。« Je sais conduire, mais ce soir, je ne peux pas. » 次の予定は、*je vais* + 不定詞か未来形で言います。

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