フランス語の数:数量と簡単な値段

レベル A1

フランス語の数:数量と簡単な値段

例を手がかりに本を数え、値札をいくつか読みましょう。まず小さい数と十のまとまりを覚えて69まで組み合わせ、70〜100と地域の言い方は表を見ながら聞いてわかるようにします。後半の数を自分で言ったり、値段を尋ねて買い物をしたりする練習は後の買い物のレッスンで扱います。

本が一冊、次に二冊

手元の本を数える場面です。J'aiは「持っています」、unは「一」、deuxは「二」、livreは「本」という意味です。日本語では「二冊」のように助数詞を使いますが、このフランス語の例ではdeux livresと数を名詞の前に置き、livresの語末の-sは書くだけで、ここでは発音しません。二つの例文を聞き、数だけを変えてみましょう。冠詞と複数形の仕組みは物の特徴や単数・複数を学ぶレッスンで詳しく扱います。

土台になる0〜20

カードは0から20の順に並んでいますので、少しずつ音声を聞きましょう。日本語の「十一、十二」のように十と一・二を足す言い方とは異なり、フランス語では16のseizeまでそれぞれの名前を覚えます。17からはdix-sept=10+7、dix-huit=10+8、dix-neuf=10+9となり、vingtが20です。4、8、12、16、19を言ってから、quatre、huit、douze、seize、dix-neufのカードで確認しましょう。何度か戻りながら0〜20全体を使えるようにするのが目標で、今日は全部を暗唱する必要はありません。

十のまとまりを四つ追加:30・40・50・60

dix(10)とvingt(20)に、trente(30)、quarante(40)、cinquante(50)、soixante(60)を加えます。各カードを聞き、数字を一つ指してフランス語で言ってみましょう。これらを土台に69までの数を作れます。

21〜69:十のまとまりの後に一の位

21〜69では、十のまとまりの後に一の位を置きます:vingt-deux(22)、soixante-neuf(69)。21・31・41・51・61だけは一の位のunの前にet(「と」に当たる語)を入れ、たとえば21はvingt et un、31はtrente et unと言い、日本語の「二十一」と違ってetも発音します。ここではlivres(本)を使い、J'ai vingt et un livresは「本を二十一冊持っています」で、男性名詞「本」の前ではunの形を使います。五つの例文を聞いて、「持っています」と「本」の部分は変わらず、数を入れ替えるだけで数量が伝わることを確認しましょう。表はvingt-deuxをハイフンでつなぎ、vingt et unのetの前後は空ける従来の表記ですが、改訂された綴りvingt-et-unも認められています。

J'ai … livres.

確認用の一覧:0〜100

各行は小さい数から順に並び、20〜29の行なら20から始まり29で終わります。0〜69は自分で言いたい数の確認に使い、70〜100は見聞きしてわかるための参考にしてください。表に音声はありませんが、下の三つの長い音声が70〜79、80〜89、90〜100の順に対応しています。最初は必要な行だけを参照し、表全体を暗記しようとしなくて大丈夫です。

範囲小さい数から順に並べた名前
0–9zéro · un · deux · trois · quatre · cinq · six · sept · huit · neuf
10–19dix · onze · douze · treize · quatorze · quinze · seize · dix-sept · dix-huit · dix-neuf
20–29vingt · vingt et un · vingt-deux · vingt-trois · vingt-quatre · vingt-cinq · vingt-six · vingt-sept · vingt-huit · vingt-neuf
30–39trente · trente et un · trente-deux · trente-trois · trente-quatre · trente-cinq · trente-six · trente-sept · trente-huit · trente-neuf
40–49quarante · quarante et un · quarante-deux · quarante-trois · quarante-quatre · quarante-cinq · quarante-six · quarante-sept · quarante-huit · quarante-neuf
50–59cinquante · cinquante et un · cinquante-deux · cinquante-trois · cinquante-quatre · cinquante-cinq · cinquante-six · cinquante-sept · cinquante-huit · cinquante-neuf
60–69soixante · soixante et un · soixante-deux · soixante-trois · soixante-quatre · soixante-cinq · soixante-six · soixante-sept · soixante-huit · soixante-neuf
70–79soixante-dix · soixante et onze · soixante-douze · soixante-treize · soixante-quatorze · soixante-quinze · soixante-seize · soixante-dix-sept · soixante-dix-huit · soixante-dix-neuf
80–89quatre-vingts · quatre-vingt-un · quatre-vingt-deux · quatre-vingt-trois · quatre-vingt-quatre · quatre-vingt-cinq · quatre-vingt-six · quatre-vingt-sept · quatre-vingt-huit · quatre-vingt-neuf
90–99quatre-vingt-dix · quatre-vingt-onze · quatre-vingt-douze · quatre-vingt-treize · quatre-vingt-quatorze · quatre-vingt-quinze · quatre-vingt-seize · quatre-vingt-dix-sept · quatre-vingt-dix-huit · quatre-vingt-dix-neuf
100cent

地域によって違う名前を知る

ベルギーとスイスではseptanteが70、nonanteが90を表します。スイスの一部ではhuitanteが80で、スイスでもquatre-vingtsを使う地域があり、ベルギーでは通常quatre-vingtsを使います。違う数量ではなく同じ数の別名で、下の四つ目の音声では70・80・90をこの地域の名前で読みます。ここでは聞いてわかれば十分です。

数地域の名前
70septante
80huitante
90nonante

表を見ながら70〜100を聞く

聞き取る手がかりとして、soixante-dixは60+10、soixante et onzeは60+11で、70台はその後も60に12〜19を足す言い方です。Quatre-vingtsは4×20で、80だけなら綴りの最後に-sがありますが、81はquatre-vingt-unとなりetもその-sもありません。90台は80に10〜19を足す言い方になり、たとえば90はquatre-vingt-dix(80+10)、99は80+19と考えて読み、centが100です。音声を一つ選んで対応する行を目で追い、四つ目の音声では前の表にある地域の言い方の70・80・90を聞きましょう。残りの音声は次の機会に回してもよく、70〜99を値段として自分で言う練習は後の買い物のレッスンで再び扱います。

€はeuroと読む

€はユーロの記号で、un euroは1ユーロ、deux eurosは2ユーロです。この値段の言い方では、日本語と同じく数を先に、その後にeuroかeurosを置きます。フランス語では12・21・30などの後はeurosと書きますが、最後の-s自体は発音しません。

やってみよう:数量と値札

三つの音声は値札の12 €・21 €・30 €を読み、順にdouze euros、vingt et un euros、trente eurosです。数とeurosの音のつながり、特にdouze eurosの/z/という音とvingt et un eurosの/n/によるつながりを聞いてみましょう。次に数量の例文を隠し、手元の本が3・21・22・31・69冊の場合をJ'ai … livresで言ってから、上の五つの例文で確認してください。三つの値札も自分で読んでから、ここの音声と比べましょう。0〜20と十のまとまりを覚え、69まで組み合わせ、それ以降は表で確認して聞き取るという流れを押さえればよく、買い物の表現は後で学びます。