フランス語のenとy:数量と行き先を受ける

レベル A2

フランス語のenとy:数量と行き先を受ける

食べ物を選んでからカフェに行く場面です。二つの型を分けましょう。enは、数や量を示している食べ物などを受けます。ここでのyは、すでに話に出た行き先を受けます。数量を答えるときは、数や量の表現を残します。日本語の一つの単語を、どんな場面でもenやyに置き換えられるわけではありません。

まず名詞を使って言う

prendreは「取る」で、je prendsは「私は取ります」、tu prendsは親しい相手への「あなたは取ります」です。du painは量を特定しない「パン」、des pommesは「いくつかのりんご」、deux pommesは「二つのりんご」です。avoirは「持っている・ある」で、j’aiは「私は持っています」。allerは「行く」で、je vaisは「私は行きます」、tu vasは「あなたは行きます」です。au caféは「カフェへ」で、auはà + leの縮約です。三つの文を音声で聞きましょう。

どの物かがすでに決まっている目的語にはle・la・lesを使えます。luiは、物を受け取る人や話しかける相手を受けます。今回は、数量を残したり、行き先を受けたりする新しい使い方を学びます。

数量を受けて「二つ取ります」と言う型

りんごはすでに話に出ています。Je prends deux pommes「りんごを二つ取ります」はJ’en prends deux「そのうち二つ取ります」になります。enがりんごを受け、deuxは残ります。二つという数が大切なら、J’en prendsだけにしないでください。

du painでは正確な量を言いません。Je prends du painはJ’en prends「それを少し取ります」になります。ここで使う現在形の文では、enは動詞の前に置き、jeはenの前でj’になります。日本語なら「二つ取ります」のように物を省けても、このフランス語の型ではenを残します。enは「それ」や「少し」の万能な訳ではありません。

J'en prends deux

多い量と十分な量を示す表現

beaucoup de pommesは「たくさんのりんご」、assez de painは「十分なパン」、つまりその場の必要に足りる量です。ここではdesやduではなくdeを使います。beaucoupとassezは名詞の性や数によって変わりません。

名詞がすでにわかっているときは、enを使い、量の表現を残します。J’ai beaucoup de pommes → J’en ai beaucoup「それをたくさん持っています」。J’ai assez de pain → J’en ai assez「それは十分あります」。後の組ではパンが足りているという意味です。enはaiの前、beaucoup・assezは動詞の後です。J’en aiをひと続きの音として聞いてみましょう。

既知の行き先を受けて「行きます」と言う型

行き先はカフェです。Je vais au caféはJ’y vais「そこに行きます」になります。ここでyが置き換えるのはau caféで、行く人ではありません。この現在形の型ではyはvaisの前に置き、jeはj’になります。今学ぶ二つの型を分けましょう。この既知の行き先にはy、上の数量にはenを使います。

日本語では「行きます」とだけ答えることもありますが、このフランス語の型ではyを残します。yには別の用法もあります。「そこ」「それに」をいつでもyにすればよいという規則ではありません。ここでは、すでに話に出た行き先を受ける使い方に絞ります。

J'y vais

食べ物、その後のカフェ

二人の友人がりんごを選び、その後の行き先を確かめます。質問ではtuを使うので、親しい相手への話し方です。Tu prends des pommes ?は「りんごを取りますか」、Tu vas au café ?は「カフェに行きますか」です。会話を聞き、短い答えが何を受けているか確認しましょう。最初はりんご二つという数量、次はカフェという場所です。

今は意味がわかればよい二つの例

enは抽象的な話題も受けます。ある問題が話に出た後のJ’en parleは「そのことについて話します」です。parler deは「〜について話す」で、このenは数量を受けていません。

代名詞が二つ並ぶこともあります。Paulにりんごを二つあげる場面なら、Je lui en donne deuxは「彼にそのうち二つあげます」です。luiはPaul、enはりんごを受け、donneは「あげます」です。この二つの例は理解するだけで十分です。代名詞の並べ方全体や、抽象的な使い方を今から自分で組み立てる必要はありません。

数量か行き先かを選んで答える

答えの例を読む前に、フランス語で三つ答えてみましょう。りんごはすでに話に出ています。そのうち二つ取ると言ってください。次はパンが話に出ています。十分あると言ってください。最後はカフェが話に出ています。そこに行くと言ってください。必要な単語と型はすべて上で紹介しました。

音声付きの三つの例を順番に確認しましょう。量が大切ならdeuxやassezを残し、enをprendsやaiの前に置きます。カフェにはyをvaisの前に置きます。一つ答えたら場面を変え、もう一度使う型を選んでください。

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