フランス語で名前の分からない物を説明する

レベル B1

フランス語で名前の分からない物を説明する

どんな形で、何に使う物かは分かるのに、フランス語の名前が出てこないことがあります。まず手がかりを伝え、それから単語を尋ねましょう。物が何をするかはce qui、自分が何を探すかはce que、必要な物の特定には名詞+dont j’ai besoinという三つの型を使います。

手がかりを伝えるための単語

petitは「小さい」、platは「平たい」、en métalは「金属製の」、la porteは「ドア」です。chercherは「探す」、utiliserは「使う」、ouvrirは「開ける」で、je chercheは「私は探します」、j’utiliseは「私は使います」、j’ouvreは「私は開けます」を表し、単数の物が主語のときにもouvreを使います。avoir besoin deは「〜が必要だ」で、j’ai besoin de…は「私は〜が必要です」です。これまでのquiやqueを使う関係節は、どの物かを説明するものでしたが、ここでは物の名前を言わずに、その中での働きの違いを使います。

形と使い道から説明する

C’est petit, plat et en métal. は「小さくて平たくて、金属でできています」という三つの手がかりです。ここでは物の名前をまだ言わずにceで受けており、ceはestの前でc’になり、この型のpetitとplatは男性単数形になります。使い道はJe l’utilise pour ouvrir la porte.「ドアを開けるために使います」と説明できます。l’はその物を受ける代名詞でutiliseの前に置き、pour+不定詞は目的を表すため、pourの後のouvrirは不定詞のままです。

物が何をするかを伝える型

Ce qui ouvre la porte est petit et plat. は「ドアを開けるものは小さくて平たいです」という意味です。ce qui ouvre la porteの中では、quiがouvreの主語で、その物がドアを開けます。この型ではquiとouvreの間に、別の主語ilを入れません。日本語の「ドアを開けるもの」と同じく物の名前を使わずに説明しますが、フランス語ではce quiを先に置きます。これは「何がドアを開けますか」という質問ではなく、その物について情報を伝える文です。

Ce qui verbe + complément est description

自分が何を探すかを伝える型

Ce que je cherche est petit et plat. は「私が探しているものは小さくて平たいです」という意味です。ce que je chercheの中ではjeがchercheの主語で、queは探している対象を受けます。qui ouvreではその物が「開ける」側ですが、que je chercheではその物は「探される」側です。日本語では「もの」の前に説明を置けますが、フランス語ではce queを先に置き、この型ではjeも残します。ce quiとce queは、文全体ではなく、その短い節の中で物がどんな働きをするかで選びます。

Ce que sujet + verbe est description

フランス語の名前を尋ねる

Comment dit-on ça en français ? は「それはフランス語で何と言いますか」という質問です。commentは「どう」、ditは「言う」、onは不特定の人々、çaは「それ」、en françaisは「フランス語で」を表すので、質問全体を型として覚えましょう。dit-onでは動詞がonの前に来て、ハイフンでつながります。返事のC’est une clé. は「鍵です」で、cléは女性名詞なのでuneまたはlaを使います。la cléそのものを形容するときはpetite、plateという女性形にしますが、名前を使わないC’est petit et plat. の型では男性単数形を使います。

必要な物を特定する型

J’ai besoin de la clé. は「私はその鍵が必要です」で、avoir besoin deのdeまでを含めて覚えます。その鍵を特定するならC’est la clé dont j’ai besoin.「これが私に必要な鍵です」と言えます。この型ではdontがdeとのつながりを受け持つため、besoinの後にdeを足したり、la cléを繰り返したりしません。日本語にはこのdeに当たる語が見えませんが、フランス語ではavoir besoin deという組み合わせが選び方の手がかりです。ここで覚えるのはこの型であり、dontのすべての用法やdeを含むあらゆる表現の規則ではありません。

C'est nom dont j'ai besoin.

名前が出てこなくても会話を続ける

Aは、小さくて平たい金属製の物で、ドアを開けるのに使うと説明してから、フランス語の名前を尋ねます。Bがune cléと答えると、Aはその新しい単語で、必要な鍵を特定します。会話全体を聞いてから、名前を見ずにAの手がかりを言ってみましょう。この会話にはtuとvousの使い分けは出てこず、この質問はどちらを選ぶこともなく使えます。

手がかりを伝えてから鍵を特定する

ドアを開ける、小さくて平たい物のフランス語名を忘れたと想像しましょう。例文を見る前に、話し手として「私が探しているものは小さくて平たいです」「私はドアを開けるためにそれを使います」とフランス語で言い、それからフランス語で何と言うか尋ねてください。相手がune cléと答えたら、「これが私に必要な鍵です」と言いましょう。四つの例文をこの順で確認し、今度は実物の鍵を見ながらやり取りを繰り返してみてください。

使う三つの型と、見て分かればよい形

名前を言わない物がその動詞の主語ならce qui+動詞、節の中で直接目的語ならce que+主語+動詞を使います。avoir besoin deでは、必要な物を名詞+dont j’ai besoinで特定します。形や使い道を伝えると、相手が名前を教える手がかりになります。最後の例文は「これが私がドアを開けるのに使う鍵です」という意味で、avec laquelleは女性名詞la cléを受ける複合関係代名詞です。この形は今回は意味が分かれば十分で、複合形の一覧を覚えて使う必要はありません。

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