フランス語で物を言い表す:c'est un と c'est une
目に入る物をフランス語で言ってみましょう。何かを尋ねるときは Qu'est-ce que c'est ?、答えるときは C'est の後に un または une と物の名前を続けます。Le と la は、その名詞の性を覚える手がかりになります。
三つの物と、名詞の性を示す目印
Livre は本、table はテーブル、chaise は椅子です。Le livre、la table、la chaise のように、短い目印と一緒に覚えましょう。ここでは le が男性名詞、la が女性名詞の目印です。これは文法上の分類で、本が男性、椅子が女性という意味ではありません。日本語にはこの区別がないので、物の名前と一緒に覚えると役に立ちます。
下の三つの語を聞いてみましょう。物を映像で確かめるには、ワールドへの入口から Explorer を開き、フランス語を選び、café(喫茶店)、次に espace pour s’asseoir(客席)へ進みます。その場面で本、テーブル、椅子を一つずつ見てから、例文に戻りましょう。場面を開かなくても、ここにある訳で例文の意味を確認できます。
物を言い表す文の作り方
人が誰なのか、どこにいるのかを言うときに est を使いました。今回は C'est をまとまりで使い、「これは〜です」のように物を言い表します。C' は est の前で短くなった ce の形で、物を指す部分です。C'est の音を続けて聞いてみましょう。
この三つの例では、男性名詞 livre の前に un、女性名詞 table と chaise の前に une を置きます。Un と une は、ここでは一つの物を種類で言い表すための冠詞で、日本語では普通、別の語として訳しません。Le/la は名詞と一緒に覚える目印ですが、この答えには un/une を使います:C'est un livre、C'est une table、C'est une chaise。日本語では「本です」とだけ言えますが、今回のフランス語の答えでは C'est と冠詞を残しましょう。C'est の部分は三つとも同じです。
C'est un livre / une table / une chaise
C'est un livre.
C'est une table.
C'est une chaise.
何かを尋ねて、名前を答える
Qu'est-ce que c'est ? は「これは何ですか」という意味です。今は一語ずつ組み立てず、質問全体を一つの表現として覚えましょう。音声を聞いてから、質問を最後まで言ってみてください。
この会話では、A が毎回違う物を指します。順番は本、テーブル、椅子で、B がそれぞれの名前を答えます。この質問と答えは、友人にも、知らない人にも使えます。ここには tu と vous を選び分ける部分はありません。
今は見聞きしてわかればよい形:l' と ce sont
母音の音で始まる語の前では、通常 le と la は l' になります。ここでは次の例を見ましょう:l'armoire は「その洋服だんす」です。Armoire は女性名詞ですが、l' だけでは性はわかりません。C'est l'armoire は、話し手と聞き手が知っている特定の洋服だんすを指して言います。
Ce sont des livres は「これらは本です」で、ここでは ce sont が複数の物を言い表し、des livres は un livre の複数形です。この二つの例は音声で確かめ、意味がわかれば十分で、今回 l'、armoire、複数形を自分で使う必要はありません。C'est と il est の詳しい使い分けは、後で学びます。
C'est l'armoire.
Ce sont des livres.
やってみよう:一つの質問と三つの答え
椅子を指しているつもりで、何かをフランス語で尋ねてから、答えてみましょう。次に、同じ書き出しを使って、本とテーブルを言い表してください。下の四つの文で、その順に答えを確かめ、もう一度聞きましょう。
喫茶店の場面を開いた人は、その三つの物を指しながら同じやり取りを試してみてください。覚える組み合わせは le livre → un livre、la table → une table、la chaise → une chaise です。質問は Qu'est-ce que c'est ?、答えは C'est + un/une + 物の名前です。
Qu'est-ce que c'est ?
C'est une chaise.
C'est un livre.
C'est une table.