日常会話のフランス語を聞き取る

レベル A2

日常会話のフランス語を聞き取る

友達とカフェを探し、持っている本を確かめる場面です。速い会話では、知っている文が普段の書き方より短く聞こえることがあります。短い形を聞き取って、知っている形で答えることが目標です。省略したつづりをまねして書く必要はありません。

聞く前に単語を確認する

un livre は「本一冊」、deux livres は「本二冊」です。ここで un café は飲み物を飲む「カフェ」という場所を指し、ici は「ここ」です。avoir は「持っている」で、tu as は「あなたは持っている」、j’ai は「私は持っている」、nous avons は「私たちは持っている」です。travailler は「働く」、je travaille は「私は働いている」、je ne travaille pas は「私は働いていない」です。カードの音声で単語を確かめましょう。

短い問いかけに、知っている形で答える

一つずつ聞き、訳で意味を確かめましょう。T’as un livre ? は、ここでは Tu as un livre ? と同じ「本を持っている?」です。tu の母音が as の前で省かれ、t’as は一音節に聞こえます。Y a un café ici ? は Il y a un café ici ? と同じ「ここにカフェはある?」で、il を発音しない形です。会話でよく聞く形ですが、このつづりを書くことは求めません。答えは J’ai と Il y a を省略せずに使っています。

「私たち」を指す代名詞を聞き取る

二人の友達が自分たちの本を一緒に数えているので、On a deux livres は Nous avons deux livres と同じ「私たちは本を二冊持っています」です。on は会話でよく使う代名詞で、nous のつづりを縮めたものではありません。複数の人を指しても動詞は三人称単数の a で、avons にはしません。別の文脈では不特定の人々を指すこともあるので、誰のことかは場面から判断します。自分で答えるときは nous avons を使えます。

否定の意味を聞き逃さない

Je travaille pas は Je ne travaille pas と同じ「私は働いていない」です。会話で ne がなくても、pas が否定の意味を残します。「もう〜ない」を表す ne…plus も思い出しましょう。Ça ne marche plus は「それはもう動かない」で、ここで marche は機械などが「動く」という意味です。自分の答えや通常の整った文章では、ne または n’ を否定の語と一緒に使えます。省略するかどうかは話す人や場面によるので、誰もが省略しなければならないわけではありません。

語順を変えずに声で質問する

Tu as un livre ? は Tu as un livre. と同じ主語・動詞の順序です。文末の上がる調子が「本を持っている?」という質問を示すことがあります。例の音声で確かめましょう。Il y a un café ici ? も同じ仕組みで、会話では Y a と聞こえることがあります。日本語の「か」に当たる語を足さず、この形では声の調子で質問できます。tu は親しく話す相手一人への呼びかけで、このフランス語の文では主語も残します。

Tu as un livre ?

意味を理解して、省略せずに答える

答えを読む前に、会話の二つの質問に戻りましょう。まず「私は本を持っています」、次に「ここにカフェがあります」と答えてみてください。続けて On a deux livres を nous の文に、Je travaille pas を省略しない否定文に言い換えましょう。必要な語はすべて上に出ています。下の四つの答えをこの順番で確かめ、音声も聞きましょう。省略したつづりを書く必要はありません。

意味を保って、はっきり答える

t’as は tu as、y a は il y a に当たります。ne が聞こえなくても pas の否定を捉えましょう。ここで on は「私たち」で、動詞は単数形です。答えには知っている省略しない形を使い、質問には声の調子を使えます。会話でよく聞く手がかりですが、使い方は話す人や場面によって違います。

次のレッスン