フランス語の目的語代名詞:le・la・les・lui

レベル A2

フランス語の目的語代名詞:le・la・les・lui

袋や鍵を取り、マリーに話しかける場面です。すでに分かっている物や人を短い代名詞で受け、ここで使う現在形の文ではjeと動詞の間に置きます。

使う単語と現在形を確認する

Le sacは「その袋」で、sacは男性名詞です。La cléは「その鍵」で女性名詞、les clésは複数の鍵です。Prendreは「取る」で、je prendsは「私は取ります」、parlerは「話す」で、je parleは「私は話します」です。Jeは「私」を表す主語で、je prendsとje parleはこれまでにも出てきた現在形です。単語の音声を聞いてから、次の短い文で使ってみましょう。

既知の物をle・la・lesで受ける

各組の文を読んで聞き、物を名指す文から、その名詞のまとまりを代名詞に替えた文へ進みます。Le sacはle、la cléはla、les clésはlesになり、Je prends la clé → Je la prendsは「その鍵を取ります → それを取ります」です。日本語の「それ」には文法上の性がありませんが、フランス語では単数の男性名詞ならle、女性名詞ならlaを使い、複数の物はどちらの性でもlesで受けます。ここでの語順はje+代名詞+動詞で、Je le prendsとなります。名詞の前のle・la・lesは冠詞ですが、prendsの前では名詞のまとまりの代わりになる代名詞です。ここでは、量が未定の物ではなく、どの物か分かる物を指しています。

Je le / la / les prends.

話しかける相手をluiで受ける

Parler à Marieは「マリーに話しかける」で、àは話す相手を導きます。名前を繰り返さずに言うときは、à Marie全体をluiに替え、Je parle à Marie → Je lui parle(マリーと話します → 彼女と話します)となります。Luiはparleの前に置き、さらにàを付けず、相手が男性でも女性でも同じ形です。日本語では相手を省くこともありますが、この形ではjeという主語もluiという相手も示します。これはフランス語のparler àという組み合わせに沿った選び方で、どんな人やàを含む表現でもluiに替えられるという意味ではありません。

代名詞が二つ並ぶ形は意味だけ分かればよい

Je le lui donne(それを彼女にあげます)では、leは袋を、luiはマリーを指し、donneは「与える」を表すdonnerの形です。動詞の前に短い代名詞が二つ並んでいるのが聞こえます。今は意味を理解するだけでよく、この組み合わせを作る練習はしません。自分の答えでは、prendsかparleと一つの代名詞を使いましょう。

どの物や人か分かるように言ってみる

各答えを読んだり音声を聞いたりする前に、次の状況を代名詞で短く言ってみましょう。まずle sacを取り、次にla clé、次にles clésを取る場面で、それぞれ物の名前を替え、jeとprendsは残します。最後はマリーと話す場面で、à Marieを替え、jeとparleは残します。四つの例文が、この順に答えを示しています。目の前にある袋や鍵でも試せますが、まずどの物かを示し、聞き手に代名詞の指す物が伝わるようにしましょう。

分かっているものを短い代名詞で受ける

表は確認用で、音声練習ではありません。ここで使う現在形の文ではle・la・les・luiを動詞の前に置き、Je les prends、Je lui parleと言います。主語jeを残し、日本語の語順ではなく、フランス語の名詞の性・数や動詞との組み合わせを見て代名詞を選びましょう。

すでに分かっている物・人動詞の前に置く代名詞
le sacle
la cléla
les clésles
à Marielui