フランス語で好きなものとほしいものを言う
このレッスンでは、好きなものと好きではないものを言い、カフェで失礼にならずに注文できるようになります。日本語の「好きです」「お願いします」は文の最後に来ますが、フランス語では j'aime や je voudrais が文の最初に来ます。そのあとに、言いたいものを続けます。
はじめに:知っている形の確認
フランス語の否定は、動詞を ne と pas ではさみます:Je ne travaille pas à la maison. 母音の音の前では、ne は n' になります:Je n'ai pas de chaise. また、parler や travailler は動詞の基本の形で、不定詞といいます。この三つは、このあとまた使います。
Je ne travaille pas à la maison.
Je n'ai pas de chaise.
このレッスンの言葉
新しい動詞は aimer(好きだ)と vouloir(ほしい、したい)の二つです。このレッスンでは je の形だけ使います:j'aime、je veux。aime の前では、je は j' になります。日本語と違って、「私」にあたる je は省略しません。café は飲み物のコーヒーと、お店のカフェの両方を指します。
友だちとカフェで
一度聞いて、café の前の小さな言葉に注目しましょう。好きかどうかを話すときは le café、今ほしいものを言うときは un café です。tu は親しい相手に使う「あなた」で、Tu aimes の s は発音しません。Et toi ? は、友だちに言う「あなたは?」です。
- Aくだけた
Tu aimes le café ?
- Bくだけた
Non, mais j'aime le thé.
- Aくだけた
Je veux un café. Et toi ?
- Bくだけた
Je veux un thé.
「好き」「ほしい」「お願いします」の三つの違い
J'aime le café は「コーヒーというものが好き」という意味なので、le を使います。Je veux un café は「今、コーヒーを一杯ほしい」という意味なので、un を使います。je veux は友だちや家族には普通ですが、店員に言うと強く聞こえます。知らない人には je voudrais を使いましょう。「〜をお願いします」に近い言い方で、今は一つのかたまりとして覚えれば十分です。
J'aime le café.
- くだけた
Je veux un café.
- 丁寧
Je voudrais un café, s'il vous plaît.
好きなもの、好きではないもの
日本語は「コーヒーが好きです」と、ものが先に来ます。フランス語は逆で、J'aime のあとに好きなものを続けます。「が」のような助詞はありませんが、名詞の前に le、la、les が必要です:J'aime la musique. 「〜するのが好き」は、不定詞をそのまま続けます:J'aime cuisiner. 否定の文でも le は残ります。Je n'ai pas de pain とは違い、Je n'aime pas le pain と言います。
J'aime / Je n'aime pas …
J'aime la musique.
Je n'aime pas le pain.
J'aime cuisiner.
Je n'aime pas travailler à la maison.
ほしいものを言う、お願いする
「ほしいです」も「お願いします」も、フランス語では文の最初に言います。あとには、ものの名前を続けます。名詞の前には un か une をつけます:Je voudrais une table. 「〜したい」と言うときは、不定詞を続けます:Je veux travailler à la maison. 最後の文字は発音しません。知らない人にお願いするときは、最後に s'il vous plaît をつけましょう。
Je veux / Je voudrais …
- くだけた
Je veux un thé.
- くだけた
Je veux travailler à la maison.
- 丁寧
Je voudrais une table, s'il vous plaît.
- 丁寧
Je voudrais parler à Léa, s'il vous plaît.
et と mais で二つをつなぐ
et は「と」、mais は「けど」「でも」にあたります。et の t は発音しません。「と」は名詞だけをつなぎますが、et は文もつなげます。J'aime le café et le thé のように、名詞ごとに le をつけます。mais の前には、ふつうコンマを打ちます:J'aime le thé, mais je veux un café. これは「お茶は好きだけど、今はコーヒーが飲みたい」という意味です。
J'aime le café et le thé.
J'aime le café, mais je n'aime pas le thé.
J'aime le thé, mais je veux un café.
やってみよう:カウンターで注文する
二人目の話し手(お客さん)の役で、会話を声に出して読みましょう。次に、注文を変えて言ってみましょう。un thé だけ、un café だけでもかまいません。次に、J'aime le thé, mais je veux un café を自分の好みに変えて、友だちに言ってみましょう。まず好きなもの、次に今ほしいものです。フランスの店では、注文の前に必ず Bonjour と言います。あいさつなしで注文すると、失礼に聞こえます。Explorer でも、知っている食べ物や飲み物を選んで J'aime le… や Je voudrais un… と言ってみましょう。
- A丁寧
Bonjour !
- B丁寧
Bonjour !
- B丁寧
Je voudrais un café et un thé, s'il vous plaît.
- A丁寧
Voilà pour vous.
- B丁寧
Merci beaucoup.
まとめ
好きなものには、否定の文でも le、la、les を使います:Je n'aime pas le pain. 一つ頼むものには un、une を使います。mais で二つをつなげます:J'aime le thé, mais je veux un café.このあと、je veux の仲間として je peux(できる)や je dois(しなければならない)にも出会います。今は見て分かれば十分で、覚えなくてもかまいません。